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愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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「一国傾城篇」と公式で銘打たれてる長篇についていくつか。

だいたいさぶちゃんとのぶめと将ちゃんについて。





箇条書き。順不同。

・訓題が後半すごく簡潔。
今回遊び入れないでサクサク本筋部分を進めた感じがしてるんですが、訓題のシンプルさからも妙な廻り道しないよっていうふうにみえました。なんとなく。

・将軍
すごく今更かもしれませんが
13代将軍、徳川家定(徳川宗家)=定々
14代将軍、徳川家茂(紀州徳川家)=茂々
15代将軍、徳川慶喜(一橋徳川家)
なんですよね…

もし慶々とか喜々とか出てきたらハラハラするどころの騒ぎじゃない。え、この人がまさか大政奉還を…みたいな。
銀魂世界って天皇がまったく出てこないんですが、今後出るのかな。
江戸が舞台でそこから動かないから、どうなのかな。でも天皇がいるだろう京都は高杉が潜伏してるとされてるんだよね。え…そういう関係で高杉つながりで天皇家で、さぶちゃんはそっち推しだから幕府も将軍家の浮沈も興味ない、とかだったらどうしよう。ないか。ないよな。

・「予約はもうとっといたから。先にそっち(地獄)で待っててくれや」「先生によろしくな」
「いずれ世界の首ぶらさげてそっち(地獄)に行くからよォ」「先生によろしくな」
おまえら同じこといってんの気付いてんのか…
そして先生は地獄にいるの前提ですか。先生結局なにしたんですか。
高杉が暗殺決行するこの訓の題がたしか「二匹の鬼」だった気がする。そしてのぶたそが「似てない。でも同じ目をしている。悲しい目を」っていったっていうね。
銀さんと土方は公式で「似てる二人」で銀さんと高杉は「似てないけど同じ目をしてる」ですか。うん…

・のぶたそ
朧さんと、のぶたす(骸)と、誰かさんで、三羽。
誰。これからまた出てくるというのか。
既出キャラだったら転げまわるどころの騒ぎじゃない。

天導衆って天人ですよね。だからかな、地球人を直接の配下にしてるイメージがなくて。朧さんもどっか別の星の人だと勝手に思ってました。いや別に否定も肯定もされてないんですが。
その天導衆の配下の奈落の三羽に数えられたのぶたそは地球人なんですか。
あと、「幼くして奈落三羽に数えられた」っていうことは、のぶたその奈落現役時代は今から数年は下るってことですよね。今が十代後半だとしても。(沖田と対峙させてたあたり、同じくらいの年齢だと勝手に思ってます)
さぶちゃんと出会ったのもそこらへんということですか。どうして引き抜かれたんですか。なんでそこまで異三郎に忠誠捧げてるんですか。

もしや銀さんと松陽先生みたいに、薄暗い暗殺稼業しか知らないのぶたそにさぶちゃんがポンデリング(甘いもの・おいしいもの)を教えてくれたとかですか。他にも世界はありますよって。どう剣を振るうかはあなたが決めればいいけども、剣を振るだけしか能がないと思ってるなら、今とは少し違うかもしれませんが、わたしと来ますか?って。いやだからそれなんて銀さんと松陽先生。

のぶたそが今回銀さん側についた、…というか、最後に肩入れしてあげた節があるのは、松陽先生をちょっとでも知ってる(らしい)彼女のささやかな共感故だったりするのかな。

・さぶちゃん
さぶちゃんマジさぶちゃん。
バラガキ篇であんなに「真撰組(悪ガキ)と相容れない見廻組(エリート)のトップ」と描写され、高杉とつながっていて更にエリートだから何だってんです、近く崩れ落ちる砂上の楼閣に縋りつく気はありませんよと腹に一物あるふうに描かれておきながら、
今回。新八神楽に「私なんかに話したら坂田さんに叱られますよ。みんなのお巡りさんだからいい人。そんなに世の中単純じゃないんですよ」と助言じみたことをいい、
銀さんに頭踏まれながら部下に補佐を命じ、最終決戦に向かわせてやり、ついでに解毒してやり、
なんなんですか。
さぶちゃんの抱えてる一物が結局なんなのか知りたい。

でもバラガキ篇のあたりから、銀さんが元攘夷志士で白夜叉で真撰組との交友があるのを知った上で雇い、泳がせてたし。
さぶちゃんは高杉とつながってるけど、神威みたく「おもしろそうなので踊りませんか」なのか、どうなのか。
もっというと、さぶちゃんと高杉の目的がどこまで一致してるのか。
目的如何によっては決定的にすれ違ってそうなんだけど。
手段として銀さんに肩入れもしますよって柔軟性は見た。

さぶちゃんがすごくすきです…

・将ちゃん
今後「将軍かよおお」といえる気がしない(わたしが)
朧さんの「傀儡の人形とて人間になります」発言が…(なんか前にそんな話書いたな…)
正直原作でかっこいい将ちゃん、将軍してる将ちゃん見れると思わなかったので、おろおろしました。

銀魂スゲーと思うのが、さぶちゃんにしろ将ちゃんにしろシリアスでは並ぶものがいないくらい無双なイケメン、自分の役を心得ている人間じゃないですか。佐々木家嫡男、将軍としての振る舞いを出来る。する。
それを崩す。壊す。日常で。しかも笑ってしまうくらい低俗かつ卑近なネタで。
メール魔のさぶちゃん。そのうちギャル文字使ってきそうなさぶちゃん。メールとリアルでキャラ違いすぎるさぶちゃん。
いつでもブリーフの将軍。常にブリーフ一枚に剥かれる将軍。最後の一枚すら剥かれる将軍。最近では自ら脱いでる将軍。
どういうことなの。

こんだけボッコボコにされると正直もういとおしい気持ちしか湧かないです。
なんか、ついったで流れてきたので、「作品みてて湧く愛情って自分的には四種類に大別できて、①俺の嫁えええかわいいよちゅっちゅ、②キャー〇〇さんカッコイー、③殴らせろ、④もういいからそのまま幸せになれ!そのまま幸せでいろ!になる」ってのがあって、
(探してきた)
自分の二次元に対する「好き」のベクトルって大体四種類くらいにわけられる気がする。「かわいいまじ可愛いよペロペロ」「やだもうカッコいい、抱いて!」「ぶち犯されろもしくはもっと酷い目にあえ」「大好きですもうそこにいてくれるだけでいいです幸せになれ」の四種類に

個人的には、だいたいいつも四番目です。銀魂も四番目。どんな作品みてても原作至上主義なので四番目。
たまに三番目がある。今放送中のFate/Zeroに関しては三番目です。四番目を前提にした三番目。

なので、なんだか、
横軸=日常=ギャグでボッコボコで、縦軸=本筋=シリアスで真価を発揮する、
(「いざというときはキラめく」銀さんもそうだし)
将ちゃんとかさぶちゃんとか近藤さんとか、
日常ギャグでの扱いがアレであるほど、すきです。

さぶちゃんなんて、驚いた顔ほぼ見れてませんからね。崩れませんからねあんだけボッコボコなのにやつは。常に半眼死んだ目、つまんなそうな顔ですからね。
将ちゃんなんて立派すぎて、下ネタとギャグで壊すしかないくらいひととして立派。有事にちゃんと将軍として立てるし。
シリアス部分だけ見てるとさぶちゃんにしろ将ちゃんにしろ一分の隙もねぇ。バラガキ篇の鉄への対応だけ見てると、とてもさぶちゃんがメール魔のかまってちゃんだとは思えない。あと今までの「将軍かよおお」があるかないかで、今回の茂々っていう人物への印象が違いすぎる。
ギャグで壊すということは偉大なのだなと改めて思った次第です。
そんな瑣末と切り捨てられそうな日常パートがなかったら、ここまで「こいつらいとおしいな」とは思わなかった気がします。

幽霊出てこようが龍脈やら式神やら出てこようがメタネタ詰め込まれようが、ギャグとシリアスはつながってると思ってるんですが、
なんていうのかな、あの世界で生きてる馬鹿野郎どもの根底はつながってると思ってて、
シビアなひとのバカな面とか(とっつぁんとかさぶちゃんとか)、
落ちぶれたひとのひとしずくの誠実さとか(長谷川さんとか)、
何の力もないひとが持つ力は実は絶大だよっていうのとか(四天王篇で集まったかぶき町の人々とか、お妙さんとか、単発で出てくる誰かとか)
誰もが抱える二面性、いや多面性を、
それもそいつだよっていってるような、
びっくりするような落差のあるギャグとシリアスが、矛盾を詰め込んで是とする混沌さが、
とても、すきなんです。

まぁヅラは行き過ぎて最早電波バカ扱いですけどね!おまえホント紅桜でのシリアスの違和感のなさにキャラとしての幅と奥行きありすぎて目眩したよ!どういうことなん。

その桂は今回すごく関係ありそうな話だったのに出てきませんでしたが、今後どう出るのかな。
桂が今回出なかったのは、もうスタンスが決まってて描かなくてもよかったからだろうな、と思いました。紅桜で既に、桂の態度は提示されてる。「俺はお前が嫌いだ。昔も今も。だが仲間だと思っている。昔も今も」。これに集約する。

紅桜篇で出番なかった真撰組(あの時点で桂一派と高杉一派と絡むと仕事上、両方検挙だああとするしかなくて空気読まないうえに話がややこしくなるしかなかった)が、
動乱篇で高杉一派との因縁を作って銀さん含んだ関係図の整理と鬼兵隊との対峙という構図をちゃんと示したように、
バラガキ篇で真撰組と対立する幕臣の中のエリートですが高杉ともつながってますよと暗示した見廻組(さぶちゃん)が、かといって一ツ橋派でもないんです、手段として銀さんの手助けもするし真撰組と共闘のかたちになることもあります、と示した。これを、なんとするか。
ほんとさぶちゃんをどうとらえればいいのか。
さぶちゃんが絶対だけど、でも微妙に違う見解も持ってそうなのぶたそもどうしてくれよう。

・「いい男は約束を守るもんさ」
・「缶けりするやつ、この指とーまれ」
缶けりときいて!(ガラッ)と出てくるやつらの多いこと!
沖田さり気なく土方にドロップキックかましてる。
さり気なくどころか堂々と江戸城に不法侵入してる万事屋。もう打ち首はこわくないんですか。またそよ姫の手引きですか。
のぶたそがいいとこ持ってったー
さぶちゃんとのぶたその力関係が絶妙だなと感じたところでした。

・定々暗殺
ここの近藤さんと土方のやりとりがすきすぎる。
更にその後の、近藤さんと土方と、さぶちゃんの会話がすきすぎる。
前髪おろしさぶちゃん…

定々暗殺→ちょっと事態が落ちついて吉原に事情と後日談落としに来る沖田、までどのくらいの期間あいてるのかわからないんですけど。精々数日から一週間くらい?作中もこっちの時間程度に経ってると考えていいのかしらん。
定々暗殺くらいで新八神楽に看病されつつ包帯まみれで一応まだ寝込んでるふうで、高杉とすれ違うあたりで包帯まみれで松葉づえだけど出歩いてて、沖田と話してるときはもう完治してる。
銀さんマジ丈夫すぎる。どんな治癒力。

銀さんと高杉がすれ違うところ、紅桜での銀さんの捨て台詞、「精々町でバッタリ会わねーよう、気を付けるこった」を思い出しました。
実際バッタリ会っちゃったらどうすんのさ…

・缶けり
バラガキ篇、そして今回通して、常に淡泊で半眼死んだ目つまんなそうな顔を崩さないさぶちゃんですが、これ本気で虚をつけたんじゃないか?と思うのが一箇所だけあって、それが缶けりでのぶめが缶を蹴ったところです。

さぶちゃんとのぶめは物語の縦軸要員だと思ってて、登場からして縦軸が動く話で、次に登場したのが今回でこれも銀魂世界の時計の針が動く話で、更に長篇同士もさして間をおいてない。つまり登場から動くまでのスパンが非常に短い。空知んたまは使い方を考えてから出してきたのかなって思ってて。
だから今後、日常パートで出てくるのかな、出せるのかなって思ってて。
ぜんぜんキャラはぶっ壊せると思うんですけど。むしろ出て来てほしいんですけど。
でも日常パートで絡む=馴れあいにつながるので、シリアスでさくっと裏切ったりしそうで腹に一物あったりする見廻組とは、馴れ合っちゃったら今後の展開に支障が出るんでない?という気もして。
どうするのかなぁ空知んたま…


最終的に箇条書きじゃなくなってるのは仕様です。
まだなんかしゃべりたいことが気もするけど!
次週はグダグダギャグなのか、それとも後日談として何かまだあるのか。
たのしみにしつつ待ちます。
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