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愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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ほぼ読書感想文です。

時代小説を読んでですね、忍者が出てきてですね
佐/伯泰/英の居眠りシリーズの25巻なんですが

奸三郎丸多面(かまりさぶろうまるためん)というのが出てきてですね。
技は残虐で荒々しいとか
貌を知るものは誰もいないとか
一人なのか何人かが演じてるのかわからないとか
頭には鉢型の兜をかぶってるとか
しまいには、母親の命と引き換えに生まれてきたとか、頭領だとか、生まれて二年で既に百年余の老人のようだとか
幻術を駆使するとか
矢羽音を使うとか

もうたまらんかった。
三郎の元ネタが鉢屋弥之三郎なのは知ってたんですが。

ああでもちょっと悲しかった!
ゆうばりと落忍の話をするときでも、あやうい子って誰だろっていうときには必ず三郎の名前が挙がります。あときりちゃん!
三郎ときり丸のあやうさって別のものなんですけど。

きり丸はぜんぜん普通にすごく危険なところに行きそうです。土井先生が怒っても乱太郎が泣いてもしんべヱが止めても、「平気だって」とか笑いながら。
命の危険を考えてないとかじゃなくて、経験からもものすごく即物的に現実的にとらえてて、考えてるにも関わらず。

三郎は落ちるとこまで落ちそうな感じです。
「女装して敵将の寝所に入ってって寝首かきそうな」「むしろそういう手段を好んでとりそうな」
といったらゆうばりにすごく頷いてもらえたんですが、どうなのかコレ。えげつなくないか。というかわたしは三郎をなんだと思ってるんだ。
うんでもそんなイメージです。

きり丸は綱渡りのあやうさ。高いところで下は尖ったものがあって、ていう。
三郎は砥いだ刃に指を這わせるあやうさ。指がきれるかもしれない。

ううんと、そんなあやうさは三郎が将来プロの忍者になるところを考えるときが一層つよいなぁって思ったのでした。なので、すごくえげつない忍者の卑劣さや怖さや執念を読んで、つい三郎を重ねてしまったのでした。
だからなんだか悲しかったのでした…

原作が及びもつかないほど男前だって知ってるよ!雷蔵がいるじゃないってこともわかってるよ!
読後に本編と関係ないところで悲しくなったから吐き出しに来てみた。系統だてて話できてちょっとすっきりした!(系統だってるのかコレ)

明日はじゃんぷの日。
ちょっと時間できたから何かあげたい、何かしたい。サイトいじりたい。
フレーム変えたいですねん。

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