愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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ぎんたま関係ない話題で恐縮ですが
いや散々関係ない話もするこの雑記でそんな前置きも今更ですが
今ルパン三世にはまってましてね~エエ、原作は読めてないけど、アニメ一期、二期を観てるんですわ、ハイ。
三期はまだ観れてなくて、三期の後のテレビスペシャルはちょこちょこ観てて、映画とOVEは手つけてません。
そのルパン三世がですね~ハイ
新しいテレビシリーズの製作と放送が決定いたしまして、エエ。
…え?
ええっええええええええええ????
なんでひとが二期観てる今そんなことするのこちとら二期の50話をやっと越えたところなんですよ先長いんですよわかってるの(と自分にいう)
こ、これがアニメ化40周年の力か…!
いいだけ動揺しました。
しかも深夜枠、アダルト路線、原作寄り、新キャスト!
13話の1クール…主軸は不二子ちゃんで、若かりしルパンたちの話。声優一新したから心機一転、原点回帰からはじめるのかな、って思いました。
今までのテレビシリーズとはちょっと違ったものになりそう。ほんとに13話でひとつのシリーズといえるシナリオになってるのかもしれない。物語が連続しているか否かはともかく。それは…今までにないな。
安心してください、このサイトはぎんたまサイトです。
どんなにすきでも観賞用と食用が違うように、少なくとも今のところ、ルパンで二次創作できる気がしません。
もしできるとしたってかなり醸造してからになりそう。
今は観たり読んだりで手一杯。
雑記はやっぱりしばらくルパンで埋まるかもしれませんが!
次のおじゃんぷのときにはぎんたま感想がいえそうです。
今週ぎんたまないおかげで、ジャンプ読むのをすっかり忘れてました。ほんと、ぎんたま目当てなんだな。一応ぜんぶ連載読んでるのにな。
そういえば4月4日からルパンの新シリーズは始まるんですが、同日がぎんたま新刊の発売日でもありますよね。
春の陽気も手伝って、浮かれっぱなしになりそうな日です。
続きからルパン二期感想いくつか。
31話「白夜に向かって撃て」
・女が男同士の喧嘩にくちばし突っ込むのは野暮、男が女同士の喧嘩に首突っ込むのも無粋。なんかそんな感じ。夫婦喧嘩じゃないけど。犬も猫も食わないっていうか。当人同士にしかわからないですからね。
・「殺し屋、しらげ」は実在するけど今回はまるっとルパンの変装。でいいんですよね。
・西と東に分かれて争っている双子の姉妹。
・冒頭のとっつぁんがそこらにいたパトカーに「おれはICPOの銭形だのせないとタイホする」て眠そうに一本調子でむにゃむにゃっというのがすき。そのあとのパトカーの警官の返しもすき。警官ふたりがおおらかにとっつぁんをいなすのもすき。そこへ通りがかったルパンと次元が「とっつぁんに似てるやつが目隠しされてら」「可哀相に。なんか悪いことでもしたんだろう」と銭形だとわかっててわらうのがまた、もう。
・女同士の喧嘩は女に仲裁させるのがいい。距離感がわかってるから。そういう意味で今回は不二子ちゃんの勝利。
・五右ヱ門が、姉妹を仲直りさせるのが肝要なのに、ルパンがそこのところを二人に任せて肝心のところはノータッチで帰って来た(でもこの遣りかたはある意味ただしくて、弁えてると思うの)に、納得いかなくてスコップを放り出しちゃうのが五右ヱ門らしい。どっか潔癖だよね剣豪坊やは!
共通の敵をつくることが利害の衝突するもの同士を結束させるとルパンは知ってるから、はめただけでフォローなしで姉妹を放り出したのかもしれないと思いました。いや別に用済みだからそれ以上関わるのは藪蛇、ってのもあると思うけど。
・博士は最初から自分が宝を手に入れるのに噛むためにああいう仕掛けにしたと思うの。
最後の切り札としてほんとうの宝の地図を押さえてたのは保身もあっただろうけど。
でもあの怪異なマッドサイエンティストぽい感じにも関わらず、姉妹と宝を分けることも別にいいやと思ってたあたり、地図のオリジナルを持ってたことがあるにしては欲がないなと思いました。姉妹の背中に地図を刻んだとき、機械に入力しただけだとしても宝の所在を絶対に見たし知ってたはずなのに。
・最後にとっつぁんから逃げるルパンが転んで、それを後に続く次元がふつうに踏んづけてくのに笑った。踏まれたのにひょいっと立ち上がってまた逃げだすルパンにも笑った。
32話「ルパンは二度死ぬ」
・これです、この話です。
わたしが今ルパンシリーズを見始めた所以は。
むかーし、夕方に再放送してて、唯一場面をはっきり覚えてたのが、この話です。
これはルパンが正体不明の凄腕の殺し屋、ピューマに殺される話なんですが、当時さらっと観てたのに、ルパンが銃弾を浴びて崖から海に落ちてくシーンと、次元と五右ヱ門がルパンが死んで動揺しまくった挙句号泣するシーンと、とっつぁんまでもが次元五右ヱ門とおんなじことをするシーンが、すごく印象に残ってて。
稼業が稼業なだけに、いつ無残に死んでも覚悟をしてるだろうに、それでも動揺する、その絆ってなんだろうって思ったんです。
いや観た当時はそこまで考えてなかった気がしますけど。
個人的にはルパンといったらそのシーンで、でもタイトル覚えてないしそれだけじゃ話が特定できないし…とここまで来たのを、ようし突きとめてみようか、と。
結末はまったく憶えてなかったので、実にたのしく観ました。思ったより最初の方の話でよかった!155話ぜんぶ観ても特定できないかも、と思ってたので。ひとの記憶ってアテにならないので、なんか別のものとごっちゃになってるんじゃないかと疑ってたんだ。
・ルパンと次元が車に乗ってて、後ろから来る車に乗ってる銭形と助手席におさまってる不二子ちゃん。しょっぱなからその次元とルパンの会話がいい。「次元お前またなんか悪いことしたろ」「いや悪いことなんかしてねぇよ」って(笑)そもそも泥棒だろ! しかも悪いことの内容が「ゆうべビーチで立ちションしただろ」。「お前もやったろ」って。
・殺し屋にやられるくらいなら警察に保護されて、という不二子ちゃん。とっつぁんも今回ばかりは逮捕<保護の意味がつよいみたいで、なんていうか、両者とも愛だな!
「ルパンみたいなトリッキーなやつには正攻法だ」っていうとっつぁん。必ずしも有効じゃないけど、とっつぁんのそういうところがルパンを追い続けられる理由の一端で、ルパンの敬意と信頼を勝ち得る部分だとも思うの。
まっとうな人間がまっとうに真剣に自分を追って来る、っていうのはこの上なく張り合いがあるだろうな。
でもいつも最後にルパンにしてやられるのも、それ故だと思う(笑
・ヘリを操縦する五右ヱ門。五右ヱ門無双。
・「次元、お前ならどっから俺狙う?」「だって俺はやつじゃないもの」 おいおい笑
・遅い朝食…か昼食を戸外で優雅にとってる次元と五右ヱ門。「おいワインくれよ」と室内からルパンがグラスを出すと、グラスが砕け散る。狙われてるのによく昼間から酒飲めるな!でも向こうはそういう文化か。余裕を失わないなぁ彼ら。
なんでわざわざ戸外で飯食ってんの、と思ったけど、あれも挑発なんですね。でも相棒ふたりは流れ弾に当たりそうでハラハラだよ…
・ルパンがクローゼットをあけて、ホルスターを付けて、上着を羽織る。あの仕草いいなあ!
・そして墓石と葬式の手配をしてひとりで赴くルパン。土(砂?)の下から現れた殺し屋に撃たれて海に落ちる。相棒ふたりが海に落ちたルパンを引き上げると、表情は驚いたまま固まって、穴だらけ。医者が死亡宣告し、葬儀屋が立派な棺桶を持ってくる。それをみてようやく死を認識したふたりが仇敵ピューマの名を叫んで外に飛び出して、片や街灯を撃ちまくり、片や椰子の木を輪切りにして、銃は弾切れになり、刀を振り抜いた姿勢で止まり、人目も憚らずに号泣する。
そしてやってくる銭形のとっつぁんと不二子ちゃん。死んだときかされても「やつが死んだなぞ、私に対する冒涜ですぞ」とまでいう。でも遺体を確認して、徐々に理解し涙ながらに「お前はわしの生き甲斐だった、いや最愛の友だった!わしはこれからどうすればいいのだ!」とまでいう。更には「ピューマどこだ射殺してやる」と叫んで拳銃を取り出し駆けてゆく。
警察の上官が「あいつらを捕まえろ抵抗したら射殺も辞さん、みんなクレイジーだ!」と叫ぶのもごもっとも!!
1stの…「タイムマシンに気をつけろ」?だったかな。ルパンがやっぱり死んだふりをする話で、そのとき次元は男泣きに泣くんだけど、五右ヱ門は冷静なんですよね。それが、この話では次元と同じように泣く。
2ndの四人は“ルパンファミリー”のカラーが強いから、五右ヱ門もそれぞれと信頼関係を築いてるんだなぁ…と思いました。1stのときも仇打ちは勿論するつもりだったろうけど、今回一緒に号泣しちゃうってのがもうね。
とっつぁんはルパンが死んでからじゃないといえないことが沢山あると思う。
でもそのことばは警察としてはいえなくて、本人もいう気なくて、普段は意識しないものなんだけど。でもそれをルパンはもう知ってると思う。知られてることをとっつぁんもどっかで知ってると思う。認めないだろうけど。
ここいらへんがこの二人の奇妙な絆の肝だよなぁ…
それでいて逮捕しよう、死刑台に送り込もうとする姿勢に変わりはなく、容赦はしない。だからこその信頼。
とっつぁんが手を抜かないこと、まっとうに追い続けること、ルパンが美学を持つ世界一の泥棒であること、が二人の信頼関係の肝だと思うの。互いの仕事へのこだわりがいちばんの肝。
・不二子ちゃんがひとりだけ「わかってる」顔でいるのが…ルパンが事前に打ち明けたのが相棒たちじゃなくて警察側にいた不二子ちゃんっていう。
・酔っ払いが虎箱にぶちこまれるのと同じ要領で犯罪者たちと同じ房にいれられるとっつぁん。「どうして死なせた!お前らそれでも相棒か!」と次元を締め上げるとっつぁん。一言も弁明しない次元と五右ヱ門。もうほんとおまえら三人ともルパンすきな!!保護しようとしてたとっつぁんには責める資格があると思って、むしろ誰かに厳しく糾弾されたい次元と五右ヱ門とかおまえらほんともう(ry
・ルパンの葬儀にヨレッヨレの、まるで自分がこれから磔にでもかけられる罪人みたいな足取りで歩いてくとっつぁん。埋葬のときにほとんどしゃくりあげつつ棺桶から目を離せないとっつぁん。ほんともうとっつぁんルパンすきな!!!!!いい加減にしろ!!!!!!すきだ!
・最後にピューマに相対するルパンが「ゆっくりおやすみ、ピューマ。ルパンの愛と共に」と敢えて軽妙ないつもの調子でいって、爆弾が爆発する。あの軽妙さにむしろ凄味が。
ルパンは基本的にハンムラビ法典なので、殺そうとしてきた相手には死を以って報いるのである。というのが一貫してて、非常によろしい最後でした。ハードボイルドぉ!
・全体的に「もうおまいらがルパン大好きなのはわかったから!!わかったからもう!!!」という気にさせますこの話。
この話の感想なっがいな…思い入れがありすぎるんだもんな…
唯一覚えてた回が振り返ってみればはまった話になってるのは、仕様です。
33話「オリオンの宝冠は誰のもの」
・ルパンファミリーのお仕事話!
次元と五右ヱ門が敵対組織に用心棒として潜入し、ルパンが宝石鑑定人と床屋に化けて作戦を練りつつ二人のつなぎをとりフォローをし単身盗みにも入り、不二子ちゃんが同じものを狙うライバルでありつつ危機に陥ったルパンを助け、共同戦線を張り、互いに相手を出し抜こうと駆け引きをする。いいなぁ!
・不二子ちゃんが試合に勝って勝負に負けて、それを負けたルパンが助けに来るっていう。銭形のとっつぁんの横槍は不二子ちゃんの差し金なのに、まわりまわって自分が追われる羽目になるんだからわからないよね。
・あの犬を誰が最初に見つけるのか!
・次元と五右ヱ門が容赦なく宝石鑑定人に化けたルパンにヤキいれてるのにわらった。しかも覆面かぶってる顔を重点的に。日頃の…鬱憤とか…ありますでしょうねハイ。女絡みで。
「次元大介」と「石川五右ヱ門」じゃ「ルパンの相棒」として名前が売れてるから、次元が「キラー」(殺し屋経験を売ったんだろう)て偽名なんだろうなと思いました。五右ヱ門がどんな偽名つかったのか気になる。でも二人の顔が割れてなかったのは運が良かったとしかいえない。
・ひげを剃ろうとする剃刀の危ない動きに「およしよ!」という次元の口調と慌てかたがすきで。つなぎをとるときの五右ヱ門の飄々とした態度もすき。
34話「吸血鬼になったルパン」
・出ました、2ndの荒唐無稽なファンタジー路線!
・「おーらは田舎のプレスリ~♪」て歌う百姓弁まるだしの小男が不二子ちゃんの変装だったという驚愕の事実がすべてを持ってゆきました。
・こういう路線だと、ツタンカーメンといい、次元と五右ヱ門の勘は鋭い。流石感性に生きるふたり。
・なんで生まれながら牙がはえてたこの女性の首に咬まれた痕があったのかが解せないんだけど、まぁいいか。
35話「ゴリラギャングを追っかけろ」
・これもwwもうwwwつっこまずにはおられないwwwww
この…ゴリラギャングがな…完全に人間がきぐるみ着てるんだろ?そうなんだろ?っていうのがまるわかりでな…
というかパーティ会場に突如あらわれたゴリラの群れがいちばん高価な宝石を奪って去ってゆくっていうのがもうな。どうしてみんな疑わないんじゃ。荒唐無稽すぎて展開にみんなついてけてないのか。奇遇だなわたしもだ。
・ゴリラギャングをおびき出すためにルパンたちが最近盗みだした高価な貴金属をつけてパーティを演出しようという不二子ちゃん。「そいつを盗られたら俺たちはすかんぴんになっちまうんだぞ」 ええご心配ごもっとも!結構コンスタントに仕事してるんだね。
・結果的に不二子ちゃんにまんまと騙され、しかし報復して貴金属を取り戻したときの、「この女は詐欺師だ!」という次元の怒り狂いっぷり。しょうがないよねぇ、毎度騙されてるんだもんねぇ、しかも次元は毎度忠告してるんだもんねぇ。そして今後も絶対改まらないってわかってるからねぇ全員。
・「ルパン、おれはお前の死体を見るのは嫌なんだ」とっつぁん…こんなときにさらっといういうことを…
・今回、次元は怒ってるけど、五右ヱ門はなんともいわないんですよね。パーティに参加しなかった時点で一歩引いた姿勢になってる。
36話「月影城の秘密をあばけ」
・珍しい、五右ヱ門の依頼で動く話。
五右ヱ門が個人的に手に入れたがってるものをいただくために動く、ってほんとに珍しい。
そして古典的探偵小説みたいな暗号解読が多い話。
・暗号文をみて「ああ忍者文字だ」と思ってしまうあたりはらくらんのおかげです。ルパン漢字読めるんだ…と今更に思うけど、そういや1stの時代は日本にいたし、次元と五右ヱ門は日本人だし(不二子ちゃんも一応日本人だと思うけど)、ふつうにしゃべれるし読めるんだろうな。
ふと思うんだけど、このファミリーの公用語ってなんだろう。
どこの国でも不自由してる様子がないから何カ国語かは日常会話出来るんだろうな全員。とっつぁんも。
ルパンは変装時に口調とか再現するために訛りとか下町喋りとかも完璧にマスターしてるんだろうな。
1stが日本だったから、日本語は日常会話+読み書き。英語もしゃべれる。ルパンは仏の血が入ってるらしいから仏語も出来そう。あとは…
どこの国にいたかで言語はある程度特定できそう。今度一覧つくろうか。
英語さえ出来れば昨今だいたいどこ行っても大丈夫ぽいですよね。
でも、殺し屋時代を長くアメリカで送ってた次元が米英語で、ルパンが仏語で、五右ヱ門が日本語で、不二子ちゃんがきれいな英語でしゃべって、それでも意味が通じてふつうに会話してたらなんかすてき。そしてわらう。
・前半あからさまに次元にやる気がないのは話の目鼻がつかないからだと思う。
・五右ヱ門て末っ子だよなぁと思うのは今回みたいなとき。我が儘いいだすときかないところとか。
・「いつものルパンならこんな暗号とっくに解いてる。解けないのは月影城の財宝に興味がないからだ。もういい、今日にでもここを引きはらおう」とか。末っ子駄々こねちゃだめ!っていいたくなった笑
・あの時代の宝を隠すのに、天守閣のシャチホコ、ってのは悪くない手だと思うんだけど、そのヒントが振り子時計だってのが、どうなんだろう。接着剤ついてるし。それは後世のものじゃね?って思っちゃう。
・旅館の丹前を着てるルパンが新鮮。しかし前肌蹴過ぎ。前夜帰って来てからずっと施行錯誤してるなら、寝てないんじゃないのか。
・不二子ちゃんが次元に優しいはずがない!!という信用。
・ルパンととっつぁんのかけあいがすき。「ありがとよとっつぁんおかげで解けたぜ」「お前らと一緒に居る女は誰だ」「不二子ちゃんに決まってるじゃないの」「不二子なら東京で若いハンサムな男とでれでれとデートしてたぞぉ」 この距離感。
・次元が人質にとられるって珍しいね。今回不二子ちゃんいないからね。
・次元がとっつぁんに「おじさん、火ィ貸してくれる」っていうのがすき。
・月影丸を手に入れた五右ヱ門がご満悦で見入ってるのを「満足な顔しちゃって、無邪気なこと」というあたり、ルパンはお兄ちゃんで、五右ヱ門が末っ子にみえるわけだよなぁと思うわけです。
・月影忍ちゃんの声の張りがすげーいい
・とっつぁんの銭投げってこの話の他にあるかな。
ここまで!
思いのほか32話が長くなったから、今日はここまで。
ああ驚いたぁ…ルパン新シリーズ、たのしみに待とうと思います。
いや散々関係ない話もするこの雑記でそんな前置きも今更ですが
今ルパン三世にはまってましてね~エエ、原作は読めてないけど、アニメ一期、二期を観てるんですわ、ハイ。
三期はまだ観れてなくて、三期の後のテレビスペシャルはちょこちょこ観てて、映画とOVEは手つけてません。
そのルパン三世がですね~ハイ
新しいテレビシリーズの製作と放送が決定いたしまして、エエ。
…え?
ええっええええええええええ????
なんでひとが二期観てる今そんなことするのこちとら二期の50話をやっと越えたところなんですよ先長いんですよわかってるの(と自分にいう)
こ、これがアニメ化40周年の力か…!
いいだけ動揺しました。
しかも深夜枠、アダルト路線、原作寄り、新キャスト!
13話の1クール…主軸は不二子ちゃんで、若かりしルパンたちの話。声優一新したから心機一転、原点回帰からはじめるのかな、って思いました。
今までのテレビシリーズとはちょっと違ったものになりそう。ほんとに13話でひとつのシリーズといえるシナリオになってるのかもしれない。物語が連続しているか否かはともかく。それは…今までにないな。
安心してください、このサイトはぎんたまサイトです。
どんなにすきでも観賞用と食用が違うように、少なくとも今のところ、ルパンで二次創作できる気がしません。
もしできるとしたってかなり醸造してからになりそう。
今は観たり読んだりで手一杯。
雑記はやっぱりしばらくルパンで埋まるかもしれませんが!
次のおじゃんぷのときにはぎんたま感想がいえそうです。
今週ぎんたまないおかげで、ジャンプ読むのをすっかり忘れてました。ほんと、ぎんたま目当てなんだな。一応ぜんぶ連載読んでるのにな。
そういえば4月4日からルパンの新シリーズは始まるんですが、同日がぎんたま新刊の発売日でもありますよね。
春の陽気も手伝って、浮かれっぱなしになりそうな日です。
続きからルパン二期感想いくつか。
31話「白夜に向かって撃て」
・女が男同士の喧嘩にくちばし突っ込むのは野暮、男が女同士の喧嘩に首突っ込むのも無粋。なんかそんな感じ。夫婦喧嘩じゃないけど。犬も猫も食わないっていうか。当人同士にしかわからないですからね。
・「殺し屋、しらげ」は実在するけど今回はまるっとルパンの変装。でいいんですよね。
・西と東に分かれて争っている双子の姉妹。
・冒頭のとっつぁんがそこらにいたパトカーに「おれはICPOの銭形だのせないとタイホする」て眠そうに一本調子でむにゃむにゃっというのがすき。そのあとのパトカーの警官の返しもすき。警官ふたりがおおらかにとっつぁんをいなすのもすき。そこへ通りがかったルパンと次元が「とっつぁんに似てるやつが目隠しされてら」「可哀相に。なんか悪いことでもしたんだろう」と銭形だとわかっててわらうのがまた、もう。
・女同士の喧嘩は女に仲裁させるのがいい。距離感がわかってるから。そういう意味で今回は不二子ちゃんの勝利。
・五右ヱ門が、姉妹を仲直りさせるのが肝要なのに、ルパンがそこのところを二人に任せて肝心のところはノータッチで帰って来た(でもこの遣りかたはある意味ただしくて、弁えてると思うの)に、納得いかなくてスコップを放り出しちゃうのが五右ヱ門らしい。どっか潔癖だよね剣豪坊やは!
共通の敵をつくることが利害の衝突するもの同士を結束させるとルパンは知ってるから、はめただけでフォローなしで姉妹を放り出したのかもしれないと思いました。いや別に用済みだからそれ以上関わるのは藪蛇、ってのもあると思うけど。
・博士は最初から自分が宝を手に入れるのに噛むためにああいう仕掛けにしたと思うの。
最後の切り札としてほんとうの宝の地図を押さえてたのは保身もあっただろうけど。
でもあの怪異なマッドサイエンティストぽい感じにも関わらず、姉妹と宝を分けることも別にいいやと思ってたあたり、地図のオリジナルを持ってたことがあるにしては欲がないなと思いました。姉妹の背中に地図を刻んだとき、機械に入力しただけだとしても宝の所在を絶対に見たし知ってたはずなのに。
・最後にとっつぁんから逃げるルパンが転んで、それを後に続く次元がふつうに踏んづけてくのに笑った。踏まれたのにひょいっと立ち上がってまた逃げだすルパンにも笑った。
32話「ルパンは二度死ぬ」
・これです、この話です。
わたしが今ルパンシリーズを見始めた所以は。
むかーし、夕方に再放送してて、唯一場面をはっきり覚えてたのが、この話です。
これはルパンが正体不明の凄腕の殺し屋、ピューマに殺される話なんですが、当時さらっと観てたのに、ルパンが銃弾を浴びて崖から海に落ちてくシーンと、次元と五右ヱ門がルパンが死んで動揺しまくった挙句号泣するシーンと、とっつぁんまでもが次元五右ヱ門とおんなじことをするシーンが、すごく印象に残ってて。
稼業が稼業なだけに、いつ無残に死んでも覚悟をしてるだろうに、それでも動揺する、その絆ってなんだろうって思ったんです。
いや観た当時はそこまで考えてなかった気がしますけど。
個人的にはルパンといったらそのシーンで、でもタイトル覚えてないしそれだけじゃ話が特定できないし…とここまで来たのを、ようし突きとめてみようか、と。
結末はまったく憶えてなかったので、実にたのしく観ました。思ったより最初の方の話でよかった!155話ぜんぶ観ても特定できないかも、と思ってたので。ひとの記憶ってアテにならないので、なんか別のものとごっちゃになってるんじゃないかと疑ってたんだ。
・ルパンと次元が車に乗ってて、後ろから来る車に乗ってる銭形と助手席におさまってる不二子ちゃん。しょっぱなからその次元とルパンの会話がいい。「次元お前またなんか悪いことしたろ」「いや悪いことなんかしてねぇよ」って(笑)そもそも泥棒だろ! しかも悪いことの内容が「ゆうべビーチで立ちションしただろ」。「お前もやったろ」って。
・殺し屋にやられるくらいなら警察に保護されて、という不二子ちゃん。とっつぁんも今回ばかりは逮捕<保護の意味がつよいみたいで、なんていうか、両者とも愛だな!
「ルパンみたいなトリッキーなやつには正攻法だ」っていうとっつぁん。必ずしも有効じゃないけど、とっつぁんのそういうところがルパンを追い続けられる理由の一端で、ルパンの敬意と信頼を勝ち得る部分だとも思うの。
まっとうな人間がまっとうに真剣に自分を追って来る、っていうのはこの上なく張り合いがあるだろうな。
でもいつも最後にルパンにしてやられるのも、それ故だと思う(笑
・ヘリを操縦する五右ヱ門。五右ヱ門無双。
・「次元、お前ならどっから俺狙う?」「だって俺はやつじゃないもの」 おいおい笑
・遅い朝食…か昼食を戸外で優雅にとってる次元と五右ヱ門。「おいワインくれよ」と室内からルパンがグラスを出すと、グラスが砕け散る。狙われてるのによく昼間から酒飲めるな!でも向こうはそういう文化か。余裕を失わないなぁ彼ら。
なんでわざわざ戸外で飯食ってんの、と思ったけど、あれも挑発なんですね。でも相棒ふたりは流れ弾に当たりそうでハラハラだよ…
・ルパンがクローゼットをあけて、ホルスターを付けて、上着を羽織る。あの仕草いいなあ!
・そして墓石と葬式の手配をしてひとりで赴くルパン。土(砂?)の下から現れた殺し屋に撃たれて海に落ちる。相棒ふたりが海に落ちたルパンを引き上げると、表情は驚いたまま固まって、穴だらけ。医者が死亡宣告し、葬儀屋が立派な棺桶を持ってくる。それをみてようやく死を認識したふたりが仇敵ピューマの名を叫んで外に飛び出して、片や街灯を撃ちまくり、片や椰子の木を輪切りにして、銃は弾切れになり、刀を振り抜いた姿勢で止まり、人目も憚らずに号泣する。
そしてやってくる銭形のとっつぁんと不二子ちゃん。死んだときかされても「やつが死んだなぞ、私に対する冒涜ですぞ」とまでいう。でも遺体を確認して、徐々に理解し涙ながらに「お前はわしの生き甲斐だった、いや最愛の友だった!わしはこれからどうすればいいのだ!」とまでいう。更には「ピューマどこだ射殺してやる」と叫んで拳銃を取り出し駆けてゆく。
警察の上官が「あいつらを捕まえろ抵抗したら射殺も辞さん、みんなクレイジーだ!」と叫ぶのもごもっとも!!
1stの…「タイムマシンに気をつけろ」?だったかな。ルパンがやっぱり死んだふりをする話で、そのとき次元は男泣きに泣くんだけど、五右ヱ門は冷静なんですよね。それが、この話では次元と同じように泣く。
2ndの四人は“ルパンファミリー”のカラーが強いから、五右ヱ門もそれぞれと信頼関係を築いてるんだなぁ…と思いました。1stのときも仇打ちは勿論するつもりだったろうけど、今回一緒に号泣しちゃうってのがもうね。
とっつぁんはルパンが死んでからじゃないといえないことが沢山あると思う。
でもそのことばは警察としてはいえなくて、本人もいう気なくて、普段は意識しないものなんだけど。でもそれをルパンはもう知ってると思う。知られてることをとっつぁんもどっかで知ってると思う。認めないだろうけど。
ここいらへんがこの二人の奇妙な絆の肝だよなぁ…
それでいて逮捕しよう、死刑台に送り込もうとする姿勢に変わりはなく、容赦はしない。だからこその信頼。
とっつぁんが手を抜かないこと、まっとうに追い続けること、ルパンが美学を持つ世界一の泥棒であること、が二人の信頼関係の肝だと思うの。互いの仕事へのこだわりがいちばんの肝。
・不二子ちゃんがひとりだけ「わかってる」顔でいるのが…ルパンが事前に打ち明けたのが相棒たちじゃなくて警察側にいた不二子ちゃんっていう。
・酔っ払いが虎箱にぶちこまれるのと同じ要領で犯罪者たちと同じ房にいれられるとっつぁん。「どうして死なせた!お前らそれでも相棒か!」と次元を締め上げるとっつぁん。一言も弁明しない次元と五右ヱ門。もうほんとおまえら三人ともルパンすきな!!保護しようとしてたとっつぁんには責める資格があると思って、むしろ誰かに厳しく糾弾されたい次元と五右ヱ門とかおまえらほんともう(ry
・ルパンの葬儀にヨレッヨレの、まるで自分がこれから磔にでもかけられる罪人みたいな足取りで歩いてくとっつぁん。埋葬のときにほとんどしゃくりあげつつ棺桶から目を離せないとっつぁん。ほんともうとっつぁんルパンすきな!!!!!いい加減にしろ!!!!!!すきだ!
・最後にピューマに相対するルパンが「ゆっくりおやすみ、ピューマ。ルパンの愛と共に」と敢えて軽妙ないつもの調子でいって、爆弾が爆発する。あの軽妙さにむしろ凄味が。
ルパンは基本的にハンムラビ法典なので、殺そうとしてきた相手には死を以って報いるのである。というのが一貫してて、非常によろしい最後でした。ハードボイルドぉ!
・全体的に「もうおまいらがルパン大好きなのはわかったから!!わかったからもう!!!」という気にさせますこの話。
この話の感想なっがいな…思い入れがありすぎるんだもんな…
唯一覚えてた回が振り返ってみればはまった話になってるのは、仕様です。
33話「オリオンの宝冠は誰のもの」
・ルパンファミリーのお仕事話!
次元と五右ヱ門が敵対組織に用心棒として潜入し、ルパンが宝石鑑定人と床屋に化けて作戦を練りつつ二人のつなぎをとりフォローをし単身盗みにも入り、不二子ちゃんが同じものを狙うライバルでありつつ危機に陥ったルパンを助け、共同戦線を張り、互いに相手を出し抜こうと駆け引きをする。いいなぁ!
・不二子ちゃんが試合に勝って勝負に負けて、それを負けたルパンが助けに来るっていう。銭形のとっつぁんの横槍は不二子ちゃんの差し金なのに、まわりまわって自分が追われる羽目になるんだからわからないよね。
・あの犬を誰が最初に見つけるのか!
・次元と五右ヱ門が容赦なく宝石鑑定人に化けたルパンにヤキいれてるのにわらった。しかも覆面かぶってる顔を重点的に。日頃の…鬱憤とか…ありますでしょうねハイ。女絡みで。
「次元大介」と「石川五右ヱ門」じゃ「ルパンの相棒」として名前が売れてるから、次元が「キラー」(殺し屋経験を売ったんだろう)て偽名なんだろうなと思いました。五右ヱ門がどんな偽名つかったのか気になる。でも二人の顔が割れてなかったのは運が良かったとしかいえない。
・ひげを剃ろうとする剃刀の危ない動きに「およしよ!」という次元の口調と慌てかたがすきで。つなぎをとるときの五右ヱ門の飄々とした態度もすき。
34話「吸血鬼になったルパン」
・出ました、2ndの荒唐無稽なファンタジー路線!
・「おーらは田舎のプレスリ~♪」て歌う百姓弁まるだしの小男が不二子ちゃんの変装だったという驚愕の事実がすべてを持ってゆきました。
・こういう路線だと、ツタンカーメンといい、次元と五右ヱ門の勘は鋭い。流石感性に生きるふたり。
・なんで生まれながら牙がはえてたこの女性の首に咬まれた痕があったのかが解せないんだけど、まぁいいか。
35話「ゴリラギャングを追っかけろ」
・これもwwもうwwwつっこまずにはおられないwwwww
この…ゴリラギャングがな…完全に人間がきぐるみ着てるんだろ?そうなんだろ?っていうのがまるわかりでな…
というかパーティ会場に突如あらわれたゴリラの群れがいちばん高価な宝石を奪って去ってゆくっていうのがもうな。どうしてみんな疑わないんじゃ。荒唐無稽すぎて展開にみんなついてけてないのか。奇遇だなわたしもだ。
・ゴリラギャングをおびき出すためにルパンたちが最近盗みだした高価な貴金属をつけてパーティを演出しようという不二子ちゃん。「そいつを盗られたら俺たちはすかんぴんになっちまうんだぞ」 ええご心配ごもっとも!結構コンスタントに仕事してるんだね。
・結果的に不二子ちゃんにまんまと騙され、しかし報復して貴金属を取り戻したときの、「この女は詐欺師だ!」という次元の怒り狂いっぷり。しょうがないよねぇ、毎度騙されてるんだもんねぇ、しかも次元は毎度忠告してるんだもんねぇ。そして今後も絶対改まらないってわかってるからねぇ全員。
・「ルパン、おれはお前の死体を見るのは嫌なんだ」とっつぁん…こんなときにさらっといういうことを…
・今回、次元は怒ってるけど、五右ヱ門はなんともいわないんですよね。パーティに参加しなかった時点で一歩引いた姿勢になってる。
36話「月影城の秘密をあばけ」
・珍しい、五右ヱ門の依頼で動く話。
五右ヱ門が個人的に手に入れたがってるものをいただくために動く、ってほんとに珍しい。
そして古典的探偵小説みたいな暗号解読が多い話。
・暗号文をみて「ああ忍者文字だ」と思ってしまうあたりはらくらんのおかげです。ルパン漢字読めるんだ…と今更に思うけど、そういや1stの時代は日本にいたし、次元と五右ヱ門は日本人だし(不二子ちゃんも一応日本人だと思うけど)、ふつうにしゃべれるし読めるんだろうな。
ふと思うんだけど、このファミリーの公用語ってなんだろう。
どこの国でも不自由してる様子がないから何カ国語かは日常会話出来るんだろうな全員。とっつぁんも。
ルパンは変装時に口調とか再現するために訛りとか下町喋りとかも完璧にマスターしてるんだろうな。
1stが日本だったから、日本語は日常会話+読み書き。英語もしゃべれる。ルパンは仏の血が入ってるらしいから仏語も出来そう。あとは…
どこの国にいたかで言語はある程度特定できそう。今度一覧つくろうか。
英語さえ出来れば昨今だいたいどこ行っても大丈夫ぽいですよね。
でも、殺し屋時代を長くアメリカで送ってた次元が米英語で、ルパンが仏語で、五右ヱ門が日本語で、不二子ちゃんがきれいな英語でしゃべって、それでも意味が通じてふつうに会話してたらなんかすてき。そしてわらう。
・前半あからさまに次元にやる気がないのは話の目鼻がつかないからだと思う。
・五右ヱ門て末っ子だよなぁと思うのは今回みたいなとき。我が儘いいだすときかないところとか。
・「いつものルパンならこんな暗号とっくに解いてる。解けないのは月影城の財宝に興味がないからだ。もういい、今日にでもここを引きはらおう」とか。末っ子駄々こねちゃだめ!っていいたくなった笑
・あの時代の宝を隠すのに、天守閣のシャチホコ、ってのは悪くない手だと思うんだけど、そのヒントが振り子時計だってのが、どうなんだろう。接着剤ついてるし。それは後世のものじゃね?って思っちゃう。
・旅館の丹前を着てるルパンが新鮮。しかし前肌蹴過ぎ。前夜帰って来てからずっと施行錯誤してるなら、寝てないんじゃないのか。
・不二子ちゃんが次元に優しいはずがない!!という信用。
・ルパンととっつぁんのかけあいがすき。「ありがとよとっつぁんおかげで解けたぜ」「お前らと一緒に居る女は誰だ」「不二子ちゃんに決まってるじゃないの」「不二子なら東京で若いハンサムな男とでれでれとデートしてたぞぉ」 この距離感。
・次元が人質にとられるって珍しいね。今回不二子ちゃんいないからね。
・次元がとっつぁんに「おじさん、火ィ貸してくれる」っていうのがすき。
・月影丸を手に入れた五右ヱ門がご満悦で見入ってるのを「満足な顔しちゃって、無邪気なこと」というあたり、ルパンはお兄ちゃんで、五右ヱ門が末っ子にみえるわけだよなぁと思うわけです。
・月影忍ちゃんの声の張りがすげーいい
・とっつぁんの銭投げってこの話の他にあるかな。
ここまで!
思いのほか32話が長くなったから、今日はここまで。
ああ驚いたぁ…ルパン新シリーズ、たのしみに待とうと思います。
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