愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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映画2回目行ってきました。
初回いろいろ考え過ぎてストーリー追うのに必死過ぎて笑うところも笑えなかったので、今回はもえもえしたところを重点的に感想。
なんかもう絵がきれいでずっと銀さんにみとれてました@2回目
初見でわああってなったところ重点的にじっくりと。
順不同。
・2回目だと映画泥棒(本家)が出た時点で客席から笑いが起こる理由がわかる。
・ちょくちょく挟まれる「※周囲にはこう見えています」のチンさんがもうおっかしくておかしくて。なんであのビジュアルw
・銀さんが映画泥棒トイレに連れ込んで詰め寄るところにどきどきしました。距離近い。
・「アレ勃ちぬ」なんてネタを突っ込んでくる、この公開時期だからこそ意味があるリアルタイム感。空知だ…海外売りにも、単行本化やアニメ化したときのネタの劣化にも恐れず時事ネタぶっこむ空知節だ…
・墓石挟んでお登勢さんと銀さん、っていうあの構図の「ここからまた始まる」感。
・銀さんが頭ふっとんで倒れた映画泥棒を抱き起す仕草になんかどきどきしました。
・マジ世紀末江戸。アイアムショック流れて笑いが。人気投票篇の阪口さんのあのへんのツッコミすごかった…と思いだす。
・「俺の知ってるグラサンって…!」のくだりでも客席笑っててすごく笑った。小汚いオッサンの方。
・チンさんの名乗りのあたりでも思ったけど映画でもちゃんとピー音…というか修正入るんですね。あれを偉いオッサンたちが観たのかと思うと。観てオッケー出したのかと思うと。
・変わり果てた長谷川さんとキャサリンがたまにモップとドライヤーの刑に処せられてるところはすごく笑った。
・なんでそこで山ちゃん使うのおおお@映画泥棒
・遺影代わりの銀さんの写真が鼻ほじってるふざけたいつもの銀さんで、これ見る度にみんな五年間笑ったり泣いたりしたんだろうなぁと思うと。
あの遺影に銀さんが酒注いで手向けて、「お前は世界は守れなかったかもしれねぇが、俺の世界は守ってくれたよ」というあれがもう。銀さんの世界=俺の国=護るべきもの、刀の届く範囲、手の届く範囲、かぶき町、万事屋。新八と神楽。
・五年後神楽ちゃんが折に触れアンニュイな表情でつらい
スナックお登勢のカウンターで新八とそっぽむいて頬杖ついてるところもそうだし、
雨の中、傘さしてしゃがんでるところもそうだし。
・桂土方が同じ画面にいて普通に会話してる
視聴者にとっては銀さんも同じ画面にいてすごく貴重なんだけど、しかもそこそこ真面目な話してて更に眼福なんだけど、二人にとってはチンさんなんだよなぁって思うとまた笑いが
・三人揃って万事屋
銀さんが絡まれたところにぱっつぁんやグラさんが現れたのは偶然じゃなくてめぐりあわせだと思うんだ。
あの世界には五年後ぱちぐらのように同じ世界で同じ時間を重ねてきた五年後銀さん(えんみ銀さん)だっているのに、それでも、五年前のみんなの知ってる「みんなの銀さん」があの世界に現れた途端、道端でばったり出会ったり事態がガンガン動いてくのは、やっぱり銀さんがみんなのつながりの代名詞だからだと思うんだ。
・ターミナル跡地のバトル
暗いし早いし初見よく観えてなかったんですが
二回目もやっぱりあんまり観えませんでした。ちょっとは追えた。
あのえんみが中身銀さんだと思って見るとなんか。胸が痛い。
バトル時の銀さんかっこいい。「死んだふりくらいしねーとな」のところかっこいい。
だいたいかっこいいしかいえてない。
・「それ聞いて安心したよ。お前ら何でも頼まれてくれる万事屋なんだろ。当然俺の依頼も引き受けてくれるよな」「俺ともう一度、万事屋再結成、してくれるよな」
あれぱちぐらにはチンさんだけど、銀さんとしてみてたらかっこよくて月光はかなげで辛抱たまらんでした。やらしい。かっこいい。
ぱちぐらにも銀さんに見えてたら五年後のあの子ら涙腺崩壊だろう…
・五年後ぱちぐらが五年ぶりに見る銀さんがいつもの銀さんでほんとによかった
とてもじゃないがあのえんみ銀さんは見せられない。「きっと銀ちゃんは帰ってくる」といってた神楽ちゃんに、それを否定も肯定もせず黙って聴いてたぱっつぁんに、あの亡骸は見せられない。悲しすぎる。
ぱっつぁんの目に映るのがチンさんから「いつもの銀さんの背中」に変わる瞬間よ。
銀さんはここぞというところでああいう「いつもの背中」を見せることが出来るのがたまらない。たまらなくええかっこしいだし、そのええかっこしいが自然な振る舞いとして身に付いちゃってるのがたまらなく「馬鹿なひと」。
・さっちゃん
九ちゃんと月詠さんが髪切った←失恋?と笑うさっちゃん。ある意味失恋だし、断髪式だし。
変わらないでいるさっちゃんの決意がいじらしくて一途で馬鹿でいとおしい。
さっちゃんって何だかんだ、月詠さんもお妙さんも大好きですよね。意地張る相手がいるとイキイキしますよね。あの「いかにも女」な競争心とド汚さは、まったくもって愛すべきド汚さ。
・トシアンドエリー、マヨブラザーズ
さりげにエリーがマヨラー
土方お前マヨラーなら人類じゃなくても同胞になれるんだな…
・「あいつらだけは、何があっても変わらないって、何となく思ってたんだけどな…」「仕方ない。俺たちの大将は戻ってきたが、あいつらの大将は、もう戻ってこないんだから」
つらい。
銀さんのあけた穴がでかすぎることを改めて。
なんていうか、あいた穴がでかすぎてみんなで塞いでる、それが真撰組と桂一派が手を組んでる理由の一つにも見えました。うがちすぎか。
銀さんがいたら、銀さんが緩衝材になるけど、いないから、ああなってる。みたいな。
真撰組と桂一派の距離が近すぎるようにみえたんですね。
あくまで、近藤さんが投獄されたから真撰組はお上に反旗を翻したんだけど。
桂が過激派に転向した(というか、元の過激派に戻った)のは銀さん不在後の心境の変化故なんだろうけど、真撰組は何も過激派の桂一派と手を組むことはなかったと思います。「銀さん通して桂とのつながりがあるため、処刑日が同じため、エリーが共闘を持ちかけてきた」が理由なんだろうけど。あとマヨラー同士の血より濃いつながり。
・えんみ銀さんは白詛をうつさないために五年間ひとりぼっちだったんだなぁと
あの自称が「みんなの銀さん」の男が。ひとりぼっちで。五年間。
銀妙的には「仲間は誰ひとり白詛にかかってないのにお妙さんだけかかってたということはお妙さんにだけはこっそり会いに行った/我慢出来ず様子を見に近くまで行った可能性があるわけですねわかります!」ポイントなのかなと思いました。
・カーネルサンダーライガー
三段落ちに笑った。
カーネルが…近藤さんが何をしたっていうんだ笑
・「俺が憶えてる」
チラシとかにも使われてたこの銀さんのカットの表情がうつくしすぎて
どうしてそういう儚い顔をするのか。
どうして「誰が忘れてもいい。なかったことにはならない。俺は忘れない」なんてことをいってるのにあんな表情で笑うのか。まるでそれが幸いであるかのように笑うのか。
幸いなんだろうな…
銀さんはホント馬鹿だ…
・すなっくお登勢の2階が万事屋じゃない
あの神楽ちゃんの「いやだよおお」の叫びがつらくて
くぎゅの叫びプライスレス。
・「俺は15年前からこの世界に存在しちゃいけなかったのか」
なんでそうさっくり言いきってしまうんですか。納得するまでが早すぎます。
この台詞に銀さんの葛藤がなかったとはいえないんだけど、即決で過去の自分をやりに行くのがホントもう
・長谷川さんが過去の銀さんと飲んだっていう
長谷川さんの目に過去の彼らはどう映ったんだろうなあ
変わらないバカどもに見えたのか、ただのガキんちょに見えたのか、どうか。
・vsえんみ
肌にえんみの模様が浮かんでニヤッとする銀さんやばい
・「こいつは俺の業だ」
「てめーらのチンケな呪いなんざ、何度だって俺がこの身に受けてやる」
桂が「お前だけが背負う業ではあるまい」っていってたけどやっぱり銀さんが背負うものなんだろうなと。本人はそう思って背負ってるし、やっぱり誰も肩代わりは出来ないのだろうなと。
それでもちょっと荷を分けてほしいと思うのが人情。思うのがぱちぐら筆頭にしたみなさん。
実際ちょっとでも分けてもらえるのはぱちぐら。一緒にいることで一緒に背負ってることになるんだろうなぁと思うけど、ぱちぐらはそれじゃ足りなくて、でも銀さんには充分すぎるほどなんだろうなぁ。
誰も肩代わりが出来ないっていうのは、あの場に到達できるのが銀さんだけだからです。ぱちぐらも至ってるけど、最後に手を下すのは銀さんなのでやっぱり銀さんのもの。でも至ってるからぱちぐらもちょっと背負える。そういう。
・最後に円陣組む三人+一匹
あの顔寄せたときの銀さんの上目づかい?がかわいくてツボでした。いたずらっ子みたいな笑み。
・無人の万事屋
まっくらな中、万事屋の看板と銀さんの机と椅子だけがあのまま置いてある。
あの寂寥感。
遺影と杯を交わすところもあの机。
・三位一体フィルムが「僕らと銀さんの最後の思い出だから」ってぱっつぁんが
じゃああの世界では銀さんあのまま姿消したってことになるんですか…
そうなんだろうな…
あの世界の銀さんが白詛やえんみに気付いたのは何故なんだろう。やっぱり身体にあの文様が浮かび上がるとかナノマシンウイルスに意識や身体持ってかれかけるとか、そういう瞬間があったからなんだろうか。
・「準備はすべて整えておいた」
五年後銀さんが、我が身を、未来を変えるための捨て石にする気満々で。
五年前から呼んだ銀さんに過去改変をさせるために自分を捨て石にして、じゃあわざわざ呼んだ五年前銀さんに何を託すのかって、十五年前の自分を殺すための捨て石になれって。
こういう人だとはわかってたけどほんともう。
自分自身なら犠牲にしてもいいと思ってるあたりがほんとにもう。
現在の銀さんが五年後(未来α)に行き、更にそこから十五年前に行き、過去を変えることによって未来を変える。
変わった未来(未来β)において、万事屋はないし銀さんはいないし、現在や未来αにおいて出会ってた人たちも場合によっては出会ってない。
その未来βには、十五年前に銀さんから三位一体フィルムを託された時間泥棒もといたまがいる。
過去が改変されたからこそ存在する未来βには、過去改変の事実をしめす三位一体フィルムがある。
だからそのフィルムをきっかけに、みなが本来の時間軸と、未来αを思い出す。
未来βからたまが十五年前の過去にみんなを飛ばす。
その過去には、未来αから来た銀さんがいて、過去改変をしてる。
銀さんによる過去改変にわりこんで、未来βを阻み、違う形での改変を為す。
「えんみを斃した白夜叉が手傷を負う」という一点以外「本来の時間軸」に限りなく近い、しかし確かに違う歴史を世界は歩む。

みたいな。
これであってるのか…
赤、青、橙、緑,、桃の順番で進んでる。はず。
未来αと未来βは、枝分かれこそしてるけど同じ過去に根ざしてる。
こういう表作ると、アインシュタイン的時間概念というやつを思い出します。「時間は一方向にのみ流れる」とか流れないとかそういう。決まった流れがあるとかないとかそういう。
「また何度でも出会う」ということに勇気づけられます。すごく。
もっとあのカットきれいだったかっこよかったとかそういう話もしたいんですがDVD待ち。いつになるのやら…!きっと今年中ですよね。紅桜も年内にDVD化したし。
そうそう、渋谷のヒューマントラスト?の夜7時くらいの回を観に行ったんですが、
客層が見事にバラバラでした。同じエレベーターに乗った、20代の若いカップルも、40代~のご夫婦も、仕事帰りぽいスーツのサラリーマンも、10代とおぼしき女の子たちも、みーんな同じシアターに吸い込まれていって、驚くやらうれしいやら。
この前観に行った時は70代くらいのおじいちゃんがおひとりで挑んでて、それも驚きでした。
また行きたいなあ。もう次に行くこと考えてる。
初回いろいろ考え過ぎてストーリー追うのに必死過ぎて笑うところも笑えなかったので、今回はもえもえしたところを重点的に感想。
なんかもう絵がきれいでずっと銀さんにみとれてました@2回目
初見でわああってなったところ重点的にじっくりと。
順不同。
・2回目だと映画泥棒(本家)が出た時点で客席から笑いが起こる理由がわかる。
・ちょくちょく挟まれる「※周囲にはこう見えています」のチンさんがもうおっかしくておかしくて。なんであのビジュアルw
・銀さんが映画泥棒トイレに連れ込んで詰め寄るところにどきどきしました。距離近い。
・「アレ勃ちぬ」なんてネタを突っ込んでくる、この公開時期だからこそ意味があるリアルタイム感。空知だ…海外売りにも、単行本化やアニメ化したときのネタの劣化にも恐れず時事ネタぶっこむ空知節だ…
・墓石挟んでお登勢さんと銀さん、っていうあの構図の「ここからまた始まる」感。
・銀さんが頭ふっとんで倒れた映画泥棒を抱き起す仕草になんかどきどきしました。
・マジ世紀末江戸。アイアムショック流れて笑いが。人気投票篇の阪口さんのあのへんのツッコミすごかった…と思いだす。
・「俺の知ってるグラサンって…!」のくだりでも客席笑っててすごく笑った。小汚いオッサンの方。
・チンさんの名乗りのあたりでも思ったけど映画でもちゃんとピー音…というか修正入るんですね。あれを偉いオッサンたちが観たのかと思うと。観てオッケー出したのかと思うと。
・変わり果てた長谷川さんとキャサリンがたまにモップとドライヤーの刑に処せられてるところはすごく笑った。
・なんでそこで山ちゃん使うのおおお@映画泥棒
・遺影代わりの銀さんの写真が鼻ほじってるふざけたいつもの銀さんで、これ見る度にみんな五年間笑ったり泣いたりしたんだろうなぁと思うと。
あの遺影に銀さんが酒注いで手向けて、「お前は世界は守れなかったかもしれねぇが、俺の世界は守ってくれたよ」というあれがもう。銀さんの世界=俺の国=護るべきもの、刀の届く範囲、手の届く範囲、かぶき町、万事屋。新八と神楽。
・五年後神楽ちゃんが折に触れアンニュイな表情でつらい
スナックお登勢のカウンターで新八とそっぽむいて頬杖ついてるところもそうだし、
雨の中、傘さしてしゃがんでるところもそうだし。
・桂土方が同じ画面にいて普通に会話してる
視聴者にとっては銀さんも同じ画面にいてすごく貴重なんだけど、しかもそこそこ真面目な話してて更に眼福なんだけど、二人にとってはチンさんなんだよなぁって思うとまた笑いが
・三人揃って万事屋
銀さんが絡まれたところにぱっつぁんやグラさんが現れたのは偶然じゃなくてめぐりあわせだと思うんだ。
あの世界には五年後ぱちぐらのように同じ世界で同じ時間を重ねてきた五年後銀さん(えんみ銀さん)だっているのに、それでも、五年前のみんなの知ってる「みんなの銀さん」があの世界に現れた途端、道端でばったり出会ったり事態がガンガン動いてくのは、やっぱり銀さんがみんなのつながりの代名詞だからだと思うんだ。
・ターミナル跡地のバトル
暗いし早いし初見よく観えてなかったんですが
二回目もやっぱりあんまり観えませんでした。ちょっとは追えた。
あのえんみが中身銀さんだと思って見るとなんか。胸が痛い。
バトル時の銀さんかっこいい。「死んだふりくらいしねーとな」のところかっこいい。
だいたいかっこいいしかいえてない。
・「それ聞いて安心したよ。お前ら何でも頼まれてくれる万事屋なんだろ。当然俺の依頼も引き受けてくれるよな」「俺ともう一度、万事屋再結成、してくれるよな」
あれぱちぐらにはチンさんだけど、銀さんとしてみてたらかっこよくて月光はかなげで辛抱たまらんでした。やらしい。かっこいい。
ぱちぐらにも銀さんに見えてたら五年後のあの子ら涙腺崩壊だろう…
・五年後ぱちぐらが五年ぶりに見る銀さんがいつもの銀さんでほんとによかった
とてもじゃないがあのえんみ銀さんは見せられない。「きっと銀ちゃんは帰ってくる」といってた神楽ちゃんに、それを否定も肯定もせず黙って聴いてたぱっつぁんに、あの亡骸は見せられない。悲しすぎる。
ぱっつぁんの目に映るのがチンさんから「いつもの銀さんの背中」に変わる瞬間よ。
銀さんはここぞというところでああいう「いつもの背中」を見せることが出来るのがたまらない。たまらなくええかっこしいだし、そのええかっこしいが自然な振る舞いとして身に付いちゃってるのがたまらなく「馬鹿なひと」。
・さっちゃん
九ちゃんと月詠さんが髪切った←失恋?と笑うさっちゃん。ある意味失恋だし、断髪式だし。
変わらないでいるさっちゃんの決意がいじらしくて一途で馬鹿でいとおしい。
さっちゃんって何だかんだ、月詠さんもお妙さんも大好きですよね。意地張る相手がいるとイキイキしますよね。あの「いかにも女」な競争心とド汚さは、まったくもって愛すべきド汚さ。
・トシアンドエリー、マヨブラザーズ
さりげにエリーがマヨラー
土方お前マヨラーなら人類じゃなくても同胞になれるんだな…
・「あいつらだけは、何があっても変わらないって、何となく思ってたんだけどな…」「仕方ない。俺たちの大将は戻ってきたが、あいつらの大将は、もう戻ってこないんだから」
つらい。
銀さんのあけた穴がでかすぎることを改めて。
なんていうか、あいた穴がでかすぎてみんなで塞いでる、それが真撰組と桂一派が手を組んでる理由の一つにも見えました。うがちすぎか。
銀さんがいたら、銀さんが緩衝材になるけど、いないから、ああなってる。みたいな。
真撰組と桂一派の距離が近すぎるようにみえたんですね。
あくまで、近藤さんが投獄されたから真撰組はお上に反旗を翻したんだけど。
桂が過激派に転向した(というか、元の過激派に戻った)のは銀さん不在後の心境の変化故なんだろうけど、真撰組は何も過激派の桂一派と手を組むことはなかったと思います。「銀さん通して桂とのつながりがあるため、処刑日が同じため、エリーが共闘を持ちかけてきた」が理由なんだろうけど。あとマヨラー同士の血より濃いつながり。
・えんみ銀さんは白詛をうつさないために五年間ひとりぼっちだったんだなぁと
あの自称が「みんなの銀さん」の男が。ひとりぼっちで。五年間。
銀妙的には「仲間は誰ひとり白詛にかかってないのにお妙さんだけかかってたということはお妙さんにだけはこっそり会いに行った/我慢出来ず様子を見に近くまで行った可能性があるわけですねわかります!」ポイントなのかなと思いました。
・カーネルサンダーライガー
三段落ちに笑った。
カーネルが…近藤さんが何をしたっていうんだ笑
・「俺が憶えてる」
チラシとかにも使われてたこの銀さんのカットの表情がうつくしすぎて
どうしてそういう儚い顔をするのか。
どうして「誰が忘れてもいい。なかったことにはならない。俺は忘れない」なんてことをいってるのにあんな表情で笑うのか。まるでそれが幸いであるかのように笑うのか。
幸いなんだろうな…
銀さんはホント馬鹿だ…
・すなっくお登勢の2階が万事屋じゃない
あの神楽ちゃんの「いやだよおお」の叫びがつらくて
くぎゅの叫びプライスレス。
・「俺は15年前からこの世界に存在しちゃいけなかったのか」
なんでそうさっくり言いきってしまうんですか。納得するまでが早すぎます。
この台詞に銀さんの葛藤がなかったとはいえないんだけど、即決で過去の自分をやりに行くのがホントもう
・長谷川さんが過去の銀さんと飲んだっていう
長谷川さんの目に過去の彼らはどう映ったんだろうなあ
変わらないバカどもに見えたのか、ただのガキんちょに見えたのか、どうか。
・vsえんみ
肌にえんみの模様が浮かんでニヤッとする銀さんやばい
・「こいつは俺の業だ」
「てめーらのチンケな呪いなんざ、何度だって俺がこの身に受けてやる」
桂が「お前だけが背負う業ではあるまい」っていってたけどやっぱり銀さんが背負うものなんだろうなと。本人はそう思って背負ってるし、やっぱり誰も肩代わりは出来ないのだろうなと。
それでもちょっと荷を分けてほしいと思うのが人情。思うのがぱちぐら筆頭にしたみなさん。
実際ちょっとでも分けてもらえるのはぱちぐら。一緒にいることで一緒に背負ってることになるんだろうなぁと思うけど、ぱちぐらはそれじゃ足りなくて、でも銀さんには充分すぎるほどなんだろうなぁ。
誰も肩代わりが出来ないっていうのは、あの場に到達できるのが銀さんだけだからです。ぱちぐらも至ってるけど、最後に手を下すのは銀さんなのでやっぱり銀さんのもの。でも至ってるからぱちぐらもちょっと背負える。そういう。
・最後に円陣組む三人+一匹
あの顔寄せたときの銀さんの上目づかい?がかわいくてツボでした。いたずらっ子みたいな笑み。
・無人の万事屋
まっくらな中、万事屋の看板と銀さんの机と椅子だけがあのまま置いてある。
あの寂寥感。
遺影と杯を交わすところもあの机。
・三位一体フィルムが「僕らと銀さんの最後の思い出だから」ってぱっつぁんが
じゃああの世界では銀さんあのまま姿消したってことになるんですか…
そうなんだろうな…
あの世界の銀さんが白詛やえんみに気付いたのは何故なんだろう。やっぱり身体にあの文様が浮かび上がるとかナノマシンウイルスに意識や身体持ってかれかけるとか、そういう瞬間があったからなんだろうか。
・「準備はすべて整えておいた」
五年後銀さんが、我が身を、未来を変えるための捨て石にする気満々で。
五年前から呼んだ銀さんに過去改変をさせるために自分を捨て石にして、じゃあわざわざ呼んだ五年前銀さんに何を託すのかって、十五年前の自分を殺すための捨て石になれって。
こういう人だとはわかってたけどほんともう。
自分自身なら犠牲にしてもいいと思ってるあたりがほんとにもう。
現在の銀さんが五年後(未来α)に行き、更にそこから十五年前に行き、過去を変えることによって未来を変える。
変わった未来(未来β)において、万事屋はないし銀さんはいないし、現在や未来αにおいて出会ってた人たちも場合によっては出会ってない。
その未来βには、十五年前に銀さんから三位一体フィルムを託された時間泥棒もといたまがいる。
過去が改変されたからこそ存在する未来βには、過去改変の事実をしめす三位一体フィルムがある。
だからそのフィルムをきっかけに、みなが本来の時間軸と、未来αを思い出す。
未来βからたまが十五年前の過去にみんなを飛ばす。
その過去には、未来αから来た銀さんがいて、過去改変をしてる。
銀さんによる過去改変にわりこんで、未来βを阻み、違う形での改変を為す。
「えんみを斃した白夜叉が手傷を負う」という一点以外「本来の時間軸」に限りなく近い、しかし確かに違う歴史を世界は歩む。
みたいな。
これであってるのか…
赤、青、橙、緑,、桃の順番で進んでる。はず。
未来αと未来βは、枝分かれこそしてるけど同じ過去に根ざしてる。
こういう表作ると、アインシュタイン的時間概念というやつを思い出します。「時間は一方向にのみ流れる」とか流れないとかそういう。決まった流れがあるとかないとかそういう。
「また何度でも出会う」ということに勇気づけられます。すごく。
もっとあのカットきれいだったかっこよかったとかそういう話もしたいんですがDVD待ち。いつになるのやら…!きっと今年中ですよね。紅桜も年内にDVD化したし。
そうそう、渋谷のヒューマントラスト?の夜7時くらいの回を観に行ったんですが、
客層が見事にバラバラでした。同じエレベーターに乗った、20代の若いカップルも、40代~のご夫婦も、仕事帰りぽいスーツのサラリーマンも、10代とおぼしき女の子たちも、みーんな同じシアターに吸い込まれていって、驚くやらうれしいやら。
この前観に行った時は70代くらいのおじいちゃんがおひとりで挑んでて、それも驚きでした。
また行きたいなあ。もう次に行くこと考えてる。
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