忍者ブログ
愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近すごい突発的に語りくるな。

というわけで土沖土





流動的カプ論、ほもかぷも遂に真撰組にまで参りました。
というか組み合わせ次第でいくらでも続けられそうだねこれ。大丈夫?わたし大丈夫?ていうかこれ一万ヒット時に始めたお礼のはずなのにもう初期の目的忘れ去られてるけど大丈夫?

えーっと一回で語りつくせる気がしないのでおもに動乱編とかミツバ編とかでかいウェーブが来たあたり特に重点的に。
動乱はねたばーれで御免だよ!て方は、動乱語り一番下にまわすのでそこらへん見ないように。


土沖土

土沖か沖土か?というのなら土沖なんですが、沖田はなすがままじゃないだろうので(性質的にも)沖土が混入されます。
身体のうえだったら土沖…なのだろうな。
沖田が土方を構い倒すのは、銀さん桂のようなコミュニケーションの意味合いもあり、そして勿論甘えもある。

甘えの部分の話をしましょう。

沖田のサディズムにも話が及ぶんじゃないのかな…と思われるのがこの「甘え」です。加虐性は如何にしてうまれるのか、は人間の闇なので触れずにおいて、沖田の土方への甘えと限定した場合はそれが何を指すのか。
ミツバさんのことはずっとあったでしょうね。根底にでも。でも、嵐の海が凪ぐように、いつの間にか穏やかになってきた面もきっとある。いつのまにか。勿論、ミツバさん生前と死後ではその穏やかさにも差異があるのですが。
生前では綱渡り感。見ないふり。でもそこにあるのは知ってる。
死後では受諾。ミツバさんの遺言とか近藤さんに殴られただとか銀さんに本音こぼしたのだとか。

吐き出して楽になるかなんてわからないけれども、ずっと喉につまってた骨みたいなもんだったろうな。

ミツバさんの気持ちと土方の気持ちと、板ばさみになってたんじゃないかなぁと思って、それが土方いじめに行ってた遠因のひとつかなぁとも思います。土方と沖田の関係には、どうもこうもミツバさんが欠かせなくって困ります。

土方と沖田の年齢の違いのこと。もともと沖田は近藤さんに懐いてて、だからこその反発が土方にあって。少なくとも沖田よりは年の近い近藤さんと土方は昵懇のなかになって。これはもう当然のオフィシャルなので今更云うまでもないのですが、それを踏まえてね、沖田が土方と目線あわせるためには、どうしたらいいか。どうしようと沖田が考えたのか。

剣が最初にあります。なによりもまず彼らが出逢い集まったのが剣だから。沖田の天賦はただもう楽しいっていうのと、スパイス程度に負けん気があると面白いです。でも沖田の剣が随一の理由もなんとなくわかる。沖田には没頭するものが必要だった。なによりも。
認められたいとか負けたくないとか、そういうの置き去りにして。ただもうその瞬間に没頭するもの。
それが剣だったんだろうなぁなんて。

沖田に剣があってよかったなぁと心底から思います。

土方は剣も勿論、どっちかっていうと喧嘩師なんじゃないかな。嗅覚の優れてる男のように感じます。政治的なものが案外に馴染まないとかね。
動物的な勘のよさを持っている。頭はまわるのでしょうが、やっぱこの手の男はおのれの勘を第一に信用してるところがありそうです。
理性的だからこそ直感を疎かにしない。うわ、いいなこの男。

で、沖田が土方と目線あわせるためにしたこと、が、「いじめ」です。
おれの姉ちゃんが好きだなんてこいつマジ気にくわねぇ。というのを置いておいても。
ここでぎんたま全体の話になるのですが、ぎんたまって、ギャグとシリアスと両方あるでしょう。
シリアスになるとギャグとのギャップに惚れてしまうやつがいっぱいいるのですが、好例が桂。ギャグとシリアスと両方であんなに魅了的なやつはそうはいない。
なにがいいたいのかというと、ギャグは日常や距離感を越えてしまえるということ。常の立場や言い分から逸脱できるわけですね。
その逸脱を、沖田は土方との年齢差を埋めるためにも用いたんじゃないかと。
そのための過激ないじめなのではないかと。そのエスカレートした先が抹殺の儀式なのではないかと。
それだけじゃ云い切れませんけれどね。勿論「マジ死んでぇマジでそろそろ死んでくれー」というのも含んで。本気で死んでほしいときもあったし、冗談やネタで本気かけてたこともあったろう。

で、ここで視点を変えて問い直したいのが、沖田が土方と目線合わせるためにしたのが「いじめ」と「剣」なら、土方が沖田と目線合わせるためにしたことはなんなのか。

沖田のいじめに付き合うこと、だと思います。

いや、土方の性質…性格?からして、いじられる体質なのはもう周知の事実ですが、それを差し置いても。身長高いひとがこどもに目線合わせるほうがこどもが台にのぼるより容易だっていうこと。
沖田は目線のあたりまで土方を引き摺り下ろすくらいのつもりでやってたろうけれど、土方は自分の性質もあってそれに付き合うことで沖田の目線にあわせてた。こども扱いといえばこども扱い。でも目線合わせてやるのが必要だってこともわかってた。そして土方はきっとガキにも手を抜かない。沖田がそれを望んでたから。
土方は基本的に、女とガキに顔しかめるタイプ。

ここらへんジレンマなんですね。ガキだから目線合わせてくれる土方を知りつつその範囲で強がるしかない沖田は、でも目線を合わせてくれる事実にいらだつんです。余裕だったり年齢だったり、追いつかないものがそこにあるから。
けどガキ扱いしないのなら目線も合わせてくれないなんて、考えるだけでも嫌だな。なので、それよりはましなのだけれども、そこがむかつく。ああジレンマ!

地味に沖田は身長が伸びるのをうれしがってるといい。年齢はどうしようもない、経験も、今までの年月も。けど身長でくらい目線合わせられるようになりたい。土方が屈みこむ必要なんてないように。

おとこのこって大変だね。


ミツバ編の後の日常になって、土方と沖田にはわだかまりはあるか?という問いがそこここであったのですが(身内で)、そりゃあるだろうなと思いました。にんげんひとりの生死は重い。でも生活や日常に関係してなかったっていうのがせめてかなぁと。
わだかまりの意味について。憎むか?といわれたら、いいえ。最初っからわかってた。沖田は土方がとても憎いが、でも同時にとても愛してもいる。ほもの意味だけじゃなくてね。ずっと一緒の道歩いてきた者として。これからも歩いてくだろう予感のぶんだけ。


ミツバさんの真意も土方の真意も、ぜんぶわかってて憎むも愛するもする沖田だといい。


日常が何より強いというところに人間を感じた。


ミツバ編で沖田のキャラ崩れ(…とうちの周りでいわれてた…なっちゃん倒れてた…)があったり、動乱編で土方キャラ崩れ(…トッシーを直視できない、と土方好きはいっていた…)だったり、色々ありましたが、わたしはどうにも崩れた感がないです。
むしろとっかかりをもらった。そんな気がしてますねん。

あのですね、わたしの経験のなかに真撰組ってないんです。
唯一絶対の大将がいてその下にまとまるってのが、ないんです。
たぶんここが真撰組と攘夷派の違いなんじゃないかと思うんだけど、唯一人についてゆくか、おのれひとつで先頭きるか、分かれるんですね。
攘夷派のやつら(特に桂、高杉、銀さん、坂本)は、誰につき従う必要もない、むしろ「俺大将」。
その意味で、真撰組の心情が汲み取りにくいところが多々あったりしたの、ですが…
ミツバ編と動乱編でやつら個人を掘り下げられて。やっとこさ手の届くあたりのとっかかりを探し当てたような気がしてます。

動乱編の主題は鴨で、そして真撰組という「組織」だった、というのは大前提なのですけれども。

はいこっから動乱編ねたばれはいりますよーコミックス派のひとは注意!



トッシーについて考えます。動乱編のときもさんざわぁわぁ喚いたので、もううんざりよといった感じが多大ですが、それでも。

トッシーが残留してる土方でよかった。

いや今後どういうふうに出てくるのかわからないので何ともいえませんが。しばらく出てこないかな…と思いつつ。

ここまでミツバ編のあたりを語ったので非常に沖田寄りの妄想ですが。こっから動乱編になると、たぶん土方寄りになります。
そしてミツバ編が沖田と土方とミツバさんなら、動乱編は土方と沖田と近藤さんだ。

ここで真撰組そのものとか山崎やハゲからめるとか、鴨とかそう鴨とか、松平のとっつぁんとか、芋道場とか掘り返すと収集不可能になるのでちょっと置いといて。

土方と鴨が主題だった動乱編において、土方を見てみます。



あ…だめだ、もう何キーボードに叩いてるかわからんくらい眠くなってきた…
というか夜が明けた。

今日は3z小説第二段買いにいくんじゃー…寝ます。また来るよ。今度は「動乱編の土沖」と銘打って。


ていうかもうこのツッコミも今更だけれど、これほんとカプ語りじゃないな。むしろ単体でもえてるんだろそうだろう。
PR
COMMENT FORM
NAME
URL
MAIL
PASS
TITLE
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
TRACKBACK
TRACKBACK URL > 
calendar
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
archive.
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
"りつか" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.