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あれ、目の錯覚かなごしごし…
とかやってみたものの消えないよ。
一万ヒットありがとうございます!!
この間まで9000番台をうろうろしてたのに…
目標のひとつだったのですねん。なんか、感慨深い。
そこまでサイト続くのかってのはあまり心配してなかったのですが、果たして通ってくれる方がそんなにいるのか。疑問だったんです。
りつかの嗜好の段階でリターンしてきそうだから…ほら、節操なし。
でもなんか嬉しくなっちゃったので、こっから銀魂におけるカプ語りをしたいと思います。
カプってなんだろ…コンビって意味合いも多分に含まれてると思うのだけれど。少なくともわたしはそういうふうにも使ってる。
恋愛があるってことかな…でも未だ無自覚なライン上とか、そういうのもありかな。ありだよね。
恋愛じゃなくても、二人のひとがいればそこに何らかの関係性は生まれるもので、その組み合わせとかを便宜上「カップリング」って云ってる気がするよ。
例をあげてみよう。
例1:銀神
神楽ちゃんの初恋は銀さんだと思います。父親とか憧れとかそういうの含んで、恋に満たない恋、即ち初恋だと思われます。
恋愛かどうかはまた別じゃないかな…
神楽ちゃんがずっと銀さんと一緒にいたいと思ったなら、或いは銀さんが神楽ちゃんを傍に留めたいと思ったなら。そういう未来形でしか語れませんな。
銀さんはいずれ必ず去る人だっていうのが、有識者さんたちにも共通の視点みたいです。実はわたしもそうです。いなくなるんだろうなぁっていう前提がどっかにありそう。第一、十年後が想像しにくい。
銀さんは自分が去る人だからこそ、その裏返しで他者もみんな去るものだって思っていそう。この道を分かれてそれぞれの道を往くものだって。
神楽ちゃんとか新八は巣立つし。巣立たせなきゃならないものだし。
パピーのときあっさり手放しかけたのも(こどもは親のとこにいるのがいちばんいい、っていうのもあったろうけど)、いつか必ず「巣立つ」ものだって思ってたからじゃないかなって。
だから神楽ちゃんだけじゃなく、誰も傍に留めようとはしない気がする。
もし、それでも銀さんと神楽ちゃんがそういうふうになることがあるとしたら、決定打は神楽ちゃんから齎されるだろうと思います。銀さんは大人のずるさで自分から絶対手を出さないし、経験から来る怯懦で見てみぬふりをしそうだし。
神楽ちゃんはそういうずるいとこも弱いとこも見抜いて、待ってたりはしないだろうと。
でも銀さんはそういう目で神楽ちゃんを見ないようつとめていそうですけれどね。家族ってのはいい予防線なんだけど、でも冗談にでも銀さんの口からそういう言葉を聞いたことって、そういえばないな。
親になるつもりもなれるつもりもないのかな。その姿勢は弁えてるけど、いつかのときのための切り取り線を作ってるみたいにもとれる。切り取り線があれば切り離すのは簡単。
でも、銀さんと神楽ちゃんは、万事屋内で新八とは一線引くところがありそうですね。この二人には戦やひとごろしの経験がありそうなので、似蔵の腕切り落としたとはいえ新八には立ち入れない場所があるのかも。
そういうところから来る共感じゃあ、恋愛にはならないのかな。傷舐めあうのは銀さんの流儀と違うし、神楽ちゃんはこどもの正しさとおんなの潔癖さで、そんなのはごめんだと啖呵をきりそう。おお将来が楽しみな娘だ。
銀神はそういう未来形なカプだと思うのだけれど、どうでしょうか。
例2:沖神
神楽の初恋が銀さんなら、恋愛は沖田だろうなぁってのがわたしの見解です。
見てきたものも今見てるものも居場所も何もかも違って、それでいて剣を交えられる。そんな間柄。
沖田は対神楽のときに等身大になるような気がします。ガキくささも青臭さもあって、達観してるとこをどっかに放ってしまえる。そんなのって貴重だなぁと思うので、沖田は神楽との邂逅に悪くない思いを抱いてるといい。
別に、沖田は神楽のことを気に食わねぇガキだと思っててもよいのです。その場合は、そうした評価は神楽から鏡みたいに跳ね返って、自分に向かってるってだけで。無自覚沖田。
神楽と会うのをそう悪くないと思ってるのは、自覚済み沖田。自覚・無自覚ってのは恋の自覚じゃないですよ。あくまで、気に入らないと思ってる自分自身のガキさ加減とかです。
沖田は普通の子だと思います。達観と青臭さが混在してる。うまく世渡りしてるのは、けっこう自分ひとりだけの力じゃないというか。そこのところも自覚してそうだから、勿論きちんと聡明な子だとは思います。
神楽はひとりでいたからこそ家族の思い出をこころに鮮やかに残してる子で、沖田はひとりじゃなかったけど大事なお姉ちゃんは自分だけのものじゃなかったから家族の記憶は薄い子。生い立ちとか、考え出すときりないです。
あとは、これってあまり多くは沖神で見られない視点なのだけれど、二人が戦場にいるものだからこそ一目置いているのだというところ。戦いなしに彼らのことを語れないってのが。
神楽は血筋故で、沖田は天分でしょうが。それでも、たとえば絵描きが絵によって語り、ほんとうに彼に・彼女に何かを語りかけることができるとすればそれは絵であるように、沖田と神楽は剣を交えることによって語るのではないかなぁと思ってしまうのです。
土方と銀さんとか、土方と沖田の関係性にもいえるんですが。侍という生き物は刀によってものを見るのだと思います。刀によって生きて、死ぬ。絵描きだってそうです。絵によって生き、絵に終わる。そういう境地ってあると思います。だから、天賦の才を謳われる沖田にもその覚悟みたいなのは在って、神楽にも傭兵民族の出であることによる誇りと自覚の土台はあるのだろうなと。
だから恋愛ではあるけれど、少し異なるラインで為されている感情の交感もあるんじゃないかな、なんて。
相手をちゃんと見ることができる。沖田も神楽もそれを怠らないし、ほんとうの意味で世界を共有してそう。何より剣を持つ者である互いの矜持がわかるってのが、いちばん大きい。そんな気がしてるカプです。(でも神楽の年齢考えるとあと2,3年後とかからがベストじゃないかな)(沖田の十代の危なっかしさも重要な観点のひとつなんだけれど!)
例3:お妙さん
これは銀妙を根底に含む未来形の近妙で、派生系というか未来形と同時進行の土妙も大アリなカプです。
銀妙は近妙の、近妙は銀妙のタブーに触れるからあまり今まで触れないようにしてきたんですが、全部ひっくるめないと語れないところがあるのでもうよいです。
お妙さんが最終的に誰とくっつくのだろうと考えた場合は近藤さんです。いくつか根拠があります。
近藤さんは結婚してこそ幸せになれるひとだと思います。家庭があって、円満で(近藤さんは奥さんの尻にしかれてもいいタイプに見える。そして母親が家庭内での権力者だとたいがい円満だから)、こどもを愛してあげられて、それでいて無理なく仕事もできるような。お妙さんも家庭に入ってこそのひとじゃないかなぁと思うので、もし結婚相手を選ぶのならそこのところをよくわかった相手を選びそう。
おんなのこは父親と似た人を婿に連れてくるものよ、という言葉がありますが。なんか一巻のときにちらっと出てきた縁側で笑ってるお父さんは、近藤さんタイプのひとな気がして。ひとの借金しょいこんでも恨んでないとか、そういう騙されても俺が信じたんだからそれでいいんだっていう。
以上が近妙。次が平行線にある土妙。
近藤さんを絶対に視界から外せない土方とお妙さんであるといいと思います。密会するにしても、どちらかの片思いで淡い思いを寄せるだけにせよ、土方は近藤さんを裏切ってるような罪悪感に苛まれながら禁断の恋をすればいい。その場合、お妙さんも近藤さんのことは憎からず思ってるけど土方に惹かれてるのは否めない、とか。月9みたいだね!いや、火サスみたいな恋?
安っぽいメロドラマ調にでも、どこまでも純愛路線でも、非常にありだと思ってます。普通に小説とか映画でありそうだよ。
そんなふうにならない現在進行形のラインでも、土方とお妙さんはお互いにいい女だ、いい男だと認識してそう。だからどうってわけでもないですが。好みかどうかは別問題で。
こっから銀妙。
お妙さんの側から考えた場合の最後に選ぶ相手が近藤さんだとしたら、銀さんの側から考えたときに想定される相手はお妙さんです。もし銀さんが去ることをしないで残ることを選んだなら、そのとき彼のこころを引き止めるものはお妙さんの存在であるのだろうな、と。
紅桜編の銀妙夫婦はすごかった。ひっくり返りましたもん。
言葉にすることなく伝わってしまうのは、お妙さんが聡いひとだからです。聡いひとは淋しいこどもだったっていうのを踏襲してるんですが。
性質が流れ者の銀さんが腰を据えるとしたら、それは家があって家族があって、自分と同じくらいの目線で迎えてくれるひとがいるところだろうなって。万事屋はあくまで銀さんが年長者で庇護者ですから。目線は同じではない。
ほら、銀さんて家族いないっていってる癖に、自分の家族を持とうとはしないじゃないですか。
これには実はひとつふたつお話ができそうなのでここでは云わないでおきますが、大抵は家族がいなかったなら自分で家族をつくろうとするのが傷の埋め方じゃないですか。
なのに、適当な結婚もしないし家庭もつくらない。けど、相手がお妙さんだったなら、家庭を持ってくれそうだなと。そう見込んだわけです。それなら腰を落ち着けるのだろうなと。
お妙さんが相手じゃなきゃ、腰を落ち着けない気がします。何故って、お妙さんは結婚をするひとだろうから。家庭に入ってこそのひとだろうので、この場合のみ銀さんはその場所でしあわせになるのだろうな。
お妙さんのしあわせと銀さんのしあわせ。異なる在りかたをしてそうなので、銀妙は難しいなと思ってます。
ああ、まだそれほど語ってないのにおねむの時間が来てしまった。
続きはまた明日。今度は土ミツとか銀さちの延長線上の全さちとか。