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愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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ここ数年、九月末くらいからこの時期はずっと「ネタ出し…ネタ出し…」とうんうんいってる気がします。
銀誕の。

そうなんです銀誕なんです。もう十月!
いい加減前後編の後を上げたいんだけど技量がついてかなくて書き切れた気がしないまま今日に至る…
だいたいこの時期に「銀さんが」「ぎんたまが」って話をし出すのはもう致し方ないと思う所存であります。だって銀誕だし。(季節病)

主人公が人気NO.1の漫画やアニメって結構貴重かもしれないんですが、ぎんたまはとりあえず主人公がすきなのが第一条件に入るくらいの勢いなのがすごいです。
誰よりもダメなんだけど誰よりもかっこいい。
ださかっこよさ、みたいなのもある気がします。ちょっと外してるのがご愛敬、みたいな。
私的に、銀さんに限らず愛されるひとのキャラクターには「隙」みたいなのがあって、そこに想像というか、つけこむ余地というか、ちょっとした気安さを覚えていけるのが親近感や共感につながるのかなぁなんて思います。

今読んでる本の一節で、「どんなに冗談みたいな人生を歩んでるやつでも、たとえそれが小説や漫画のキャラクターでも、そこらへんにいるやつとなんら変わらない。例えばスタンドで隣のやつとしゃべっているときにファールフライが飛んできたら身構えるもんだ。そういう日常のリアリティからは逃れられない」みたいなのがあって(すごく意訳)
空知漫画のリアリティって、そういうところだよねって思いました。
最近、よくAパートだけ、Bパートだけでまとめてあるあにぎんを見てるんですが(原作でも一話完結のやつ)

エレベーターの話とか(「人は閉じ込められると自分の中の扉が開く」)、
蜂の駆除の話とか(「蜂に刺されたら小便かけろってアレは迷信ですバイ菌が入るから気をつけようね!!」)、
インディペンデスデイ(「ほぼ100%の確率でビニール傘を置き忘れてくる自分が嫌い」)…
もう万事屋の日常駄々しゃべりを延々と聞いてるだけの簡単なお仕事がしたいですあんざいせんせい…!
特にエレベーターの冒頭の、万事屋の焼き肉がどうだとかいう話とか、やべー俺今日朝なんも食ってねーとか、
ああすいませんそれずっと聞いてたいですもうファイナルアンサーで!!!
やまもおちもいみもなく、延々と万事屋が日常会話してるだけのドラマCDとか出してくれたら、ずうっと作業用BGMにしたいくらいすきです。あの空気たまらない。

別に万事屋に限定しなくてもいいんですけど、ぱっと浮かんだのが万事屋訓ばかりでした。ここらへんも万事屋が「ホーム」な感じが醸し出されてる気がします。
読者にとっての「ホーム」というか…作品の中での「ホーム」というか。
どうしてもそこに戻ってきちゃうというか。ここを基にしているんだっていうか。
そこに帰ってくるんだというか。
四天王篇を読んで、やっぱりあそこは万事屋のホームで、万事屋はぎんたまっていう作品のホームで、それは何故かっていうと、主人公の銀さんのホームだからなのかな、と感じました。ぶっちゃけ今に至るまでが「銀さんがホームを定めるまで」の物語でもあるのかも。
万事屋のBGオンリーが流れだすと漂うあのお茶の間感。
わたしだけかと思ってたら、そうでもなかった。
映画観に行ったら冒頭っからBGオンリー静止画で、あの瞬間からの客席のなごみ感ったらなかったです。あれは茶の間だ。くすくす笑いや相の手が客席から入る映画なんて、こどもの頃の夏休みの映画以来でした。しかも大人も多かったのに。

ぎんたまって、ある程度の年齢のいい年した大人が、自分のホームを思い出す作品でもあるのかもしれない、なんて
それは結構後になってから映画を振り返って思ったことなんですが。
万事屋のお茶の間感が視聴者に愛され、
夕方家族で観れる時間帯にテレビ番組という媒体でお届けしたいとスタッフに愛される、
ほんとうに、この漫画はしあわせものだな、同時代で出会えて、すきになれてよかったな、と思ってます。

銀さんについてっていうかぎんたまについての話になった。

あ、あと銀さんの魅力は公式で「下品でセクシー」ですよねたしか。
あれも言い得て妙です。愛されるキャラクターには無論セクシャルな魅力があります。
銀さんなんで着物片方脱いでんの意味分かんないえろい。あと腕上げて頭掻くときのときの仕草がたまらんです二の腕えろい。アクションすると脱いだ片方の着物が翻るのがかっこよすぎですえろい。ライダージャケットっていうかあの黒のアンダーのぴったり感とかむちむちした感じたまらないえろい。立ち姿がともかくえろい。

え ろ い し か い っ て な い。

えろいがゲシュタルト崩壊起こします。でもだって、えろいんですもん…
あの、どうにかしてやれそうで、どうにもできない感、手を出せそうな出せないような、あばずれてそうでその実一途かもしれない、いや逆かもしれない感、を、「総受けで総攻め」と呼んでいるんですが、あれほど厄介かつ蠱惑的なものもありません。あれは魔性。
もう個人的には銀さんと(タイプ的に同類項の)タッツミーと、赤木さんと、薬売りあたりが思い浮かびます。ギンコも入れていいかも。
あんだけえろいのに、どうしてかこのひとらは、捕まえられそうで捕まえられない風情が漂ってます。寄せる波や渡る風のような。籠に入れられない野の鳥のような。そういうひとら。

やっぱり銀さんの話っていうかだいぶ脱線してる気がする。
というかお前違うぎんたま読んでるよっていわれてもおかしくないレベル。
大丈夫です、ちゃんと毎週、週刊妄想ジャンプ立ち読んでます。間違ってません。

さて今週の週刊妄想ジャンプがあと数時間でコンビニに並ぶなので、仮眠をとって行ってきます。
あにぎんは今日からラブチョリスですね。そして伝説へ…(洒落にならない)(放送打ち切られるううう)
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