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愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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一個下に拍手レスのお返事があります。
またもや落ちてました。しかしジャンプは三回も読みました。一日一読。

けんかをとめられるのは母ちゃんだけ

とかいう訓題だった気がするのですが手元にないので曖昧で失礼。
以下ねたばれです。







もう感想じゃなくなってる気がする。

阿伏兎>神楽ちゃん、というある意味当然の戦力差、が。
はげる。(はげしくもえるの意)(らしい)(と某氏がいってた)
大人の男と女の子の力の差もありつつ、経験値の有無がでかそうです。
神楽ちゃんの今週の啖呵が本気でよかった。ほんとに。
たとえ甘ったれだろうと、ぬるまゆだろうと戦場を知らなかろうと、
綺麗事だけじゃやってけないと身にしみつつも、綺麗事を捨てないで歯をくいしばって血反吐はいて、
そんな意地っ張りの馬鹿にしかつかめないものはきっとある。
というそれこそ綺麗事なんですが、わたしも馬鹿の一人なので、綺麗事をみっともなく貫きとおしてこうと思います。

別に綺麗事でいいんです、馬鹿げてても。現実的に実現可能か不可能か(できるかできないか)に意味があるし、できてもできなくても意味がある。その意味付け、の中身は、自分で勝手にしてよいので、綺麗事を悲観しないでいいんです。たぶん。
覚悟のある綺麗事は、そのきれいさ故に苛烈で、今週の神楽ちゃんの啖呵にその烈しさを見ました。
ああ、おんなのこって、つよいんだなぁ…
コンビニでそう呟いちゃったぐらいに。

てめーの戦場はてめーで選ぶ、っていうのは、すごい矜持だなと思うと同時に、戦場を選べなかった人間のことを考えました。
攘夷戦争経験者とか。単純にいくと高杉とか桂とか銀さんなんですが、彼らは自ら参戦したふしがあるので、どうかなぁと。
しかし松陽先生を戦争の激化によって失った=奪われたとしたら、彼らも戦場を選べなかったことになるのかな…その意志によって戦場に向かったけれども、発端は巻き込まれた、であったのではないかと。
それをいうなら国民すべてが開国と戦争に巻き込まれてるんですが。
でも自分から戦いに行った銀さん高杉桂らだって、「いつ終わるんだろう」「終わってしまうんだろうか」「なんでこんなことしてるんだろう」「もっと他の道がなかったのか」「他の道はあったかもしれないけど、こうするしかなかったし後悔なんて死んでもしてやらない。他の道があったのを知ってるけど」「なぜ殺しているのか」「なぜここまで来てしまったのか」と考えなかったはずがないので、やっぱり戦場を選べなかった、という言葉に値することになるんだろうか。

戦場を選ぶ、というのは、たぶん後世の(戦後の)人間ら、特にこどもに託された、最後の自由じゃないかと思いました。

…わたしは語りでいうことをテキストに置き換えればいいと思う…
…テキストで置き換えたらもう読み物になると思う…
…しかしこういう話を誰視点で語ればいいのか。しかもおもっくそ本誌ねたばれ。書いてもあげられないじゃないか。
…というわけなので思い直して今週感想(なんだろうか)つづき。


窮地の新八と神楽ちゃんというコンビに、もう、はげる。(二回目)

紅桜のときも思ったけれども、新八と神楽ちゃんが背中合わせでタッグを組むと、両方ハンパなく男前でこまる。
銀さんと新八の組み合わせも柳生編でもえましたが、個人的に神楽ちゃんと新八はそれをしのぐ。
神楽ちゃんと新八の力の差はもちろんあるんですが、立場が同じなので。万事屋のなかで。だからいい。変な遠慮も気遣いもなく、気負いもなく、両方が「自分が相手をフォローする」、という気持ちでいる気がして。
神楽ちゃんは先発特攻の前衛で、新八が後続補佐の後衛。
いいコンビだと思います。
コンビを組むにおいて、重要なのは実力が伯仲してるかではなく、相性です。相性ってつまり相手の呼吸がよめるかになるんじゃないかと。
ここらへん、一緒に生活してる(一緒に住んでるわけじゃないのに)の万事屋はつよいですよね。いついかなるときも阿吽の呼吸でボケを怠らずノリツッコミ。

今週の新八の啖呵もよかった…
わー死ぬ死ぬ!ってときにバカなこと言って不敵に笑う、はハードボイルドの基本だそうです。なんて粋な。

それにしても阿伏兎。
仕事ですから。と同じ次元で戦場に立ったり神威のしりぬぐいしたりしてるあたりがすごくよいです。すごくよいです(二回いった)
義理はないんだけど「仕事ですから」。(神威のしりぬぐい)
気は乗らないんだけど「仕事ですから」。(神楽ちゃん=同族とやりあう)
そして、「仕事ですから」手は抜かない。
今まであんまいなかったタイプですな…
真撰組はどっちかというと、「仕事ですけど」のほう。
「仕事ですけど」正しいと思ったほうやります。
「仕事ですけど」大将のほうも大事です。
なんかそんな感じ。ちなみにこれらはカエルかばった近藤さんが撃たれたあの訓にすべて集約されてます。
松平のとっつぁんが俺道歩いてるからかな…だから直属のもこんな組織なんだろうか。
いい悪いではなく。阿伏兎と真撰組は違うなと思いました。

しかしそれにしても神威。
こいつは…銀さんの言葉がまったく通じない唯一の相手なんじゃないか。
高杉でさえ銀さんの言葉は通じる。なぜなら高杉は銀さんの言葉を聞こうとしてるから。紅桜編のあの甲板で、刀を突き付けていったことをちゃんと聞き届けて高杉がそれに対して笑うというレスポンスを返したので、ああちゃんと聞いてるんだなと、説得に応じるとかいう意味ではなく思ったのです。
言葉が通じないのは、共通の言語がないから。
共通のことばというのは、共通の体験、共有する時間からうまれると思ってます。
なので、神威と銀さんは「通じない」だろうなと。
だからといって神楽ちゃんの言葉が神威に「通じる」とかいったら、…今のところ微妙なんですが。
神威は神楽ちゃんのことを見てないので。
決定的な違いってそこかな、高杉はそれでも銀さんのことも桂のことも見てるけど、神威は神楽ちゃんを見てないというか。
こうなったら「実はシスコン」とかいうのではなく、弱いから徹底的に無関心という姿勢を貫いてほしいです。(なんて酷な)
そして神威は銀さんの言葉も「聞こう」としないだろうなと、現時点では思うので、だから言葉は通じないだろうなと、一家言も述懐も意味がないんじゃないかと思ってます。
というか神威が聞きたいのはそういうことじゃないと思うから。

神威は「ちゃんとぶつかってきてほしかった」が根底にあるのかな、実はファザコンとかそこらへんに端を発してたらどうだろう…
それが若さのもたらす力(腕力への志向)と、幼さ(つよさを求める渇望と一足飛びしがちな性急さ)に拍車をかけてるとしたら、
おまっ、ちょっ、そこ正座しなさい。となる。
「ちゃんとぶつかってきてほしかった」が「だから対等に戦える相手をいつも求めてる」になるのは、それほど不自然じゃないので、そんなこと考えたりもしたんですが。
実際どうなんだろうか…こども風情に片腕落とされる親父なんて、と失望してるんだろうか。だとしたら余計に無自覚ファザコンに拍車が。
神威観はいまだに構築中です。勘ぐりすぎなくらいでちょうどいいです、本誌現在進行は。

あんま深く考えないで見たまま読んだままでいいと思ってます。が、考えるのが楽しいので、あとで完全な先走りになってもいい。
思えば動乱編(鴨とか特に)とかミツバ編とかもさんっざん先走ってた。今さらだった。

うしろのほうの、来週の予告で、
「鳳仙と銀さんついに対峙、しかしその力の差や歴然」みたいな感じのアオリがあってどうしようかと思いました。これは斎藤さんか。斎藤さんなのか。つまりウソ予告なのか。
あと、来週の予告で、ぎんたまのアオリが「坂田銀時───本物の漢」とかで、それもホントどうしようかと思いました。ワンピは「モンキー・D・ルフィ───本物の海賊」とかでした。たしか。


これは今週の感想なんだろうか。なんか先走ってる銀魂語りな気がする。
でもねたばれしてるのでおじゃんぷカテゴリなのであった。
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