愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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天は我に味方した。
おおお…!いつも五時半上がりでわたしをぎんたまから阻む授業が、明日にかぎって休講だよ…!
しかも一日に二つも休講があるよ!おかげで明日は午前上がりだよ!
これはもう神の思し召しと思うしかないね…!
家に帰って掃除して正座して、紅桜と白夜叉を拝みなさいという天の意思に違いない(目が本気)(病気)
ええっと、落ち着こう。
来月なると同時くらいに二万いきそうな勢いなので、カプ語りをまたやりたいと思います。急いでやることもないんだけどね。なんか、久々に語りたいので。
今までにやったのは、
ノマカプで、銀神、沖神、銀妙・近妙・土妙、銀登勢、銀さち全脇(カオスじゃん…)、土ミツ、新神。
ほもかぷで、銀新(というか万事屋…)、高桂(という名の幼馴染トリオ)、銀高銀、坂銀坂。
くらいかな?
真撰組ぜんぜん手つけてないじゃん。て感じだな…
たしかミツバ編がかぶったような気がするんだこのへん…そこで土方にしろ沖田にしろ追記に追記を繰り返したような。
それで語ったような気になってるのかな。うん、手をつけよう。
ぎんたまは捨てキャラがいないから考え出すとカオス。というか、誰も彼もが主役なんだもの。
空知は人間を描くから。それこそほんとに、「捨てキャラ」なんていないんだよね。
…いつの間にかラブレターか。よし、明日は紅桜で雑記がつぶれるけれども(断定)明後日とか、くらいから、はじめるか。
明日にそなえてねます。こないだの神がかった演出の似蔵銀さん邂逅シーン見ながら(寝てねぇ)
おおお…!いつも五時半上がりでわたしをぎんたまから阻む授業が、明日にかぎって休講だよ…!
しかも一日に二つも休講があるよ!おかげで明日は午前上がりだよ!
これはもう神の思し召しと思うしかないね…!
家に帰って掃除して正座して、紅桜と白夜叉を拝みなさいという天の意思に違いない(目が本気)(病気)
ええっと、落ち着こう。
来月なると同時くらいに二万いきそうな勢いなので、カプ語りをまたやりたいと思います。急いでやることもないんだけどね。なんか、久々に語りたいので。
今までにやったのは、
ノマカプで、銀神、沖神、銀妙・近妙・土妙、銀登勢、銀さち全脇(カオスじゃん…)、土ミツ、新神。
ほもかぷで、銀新(というか万事屋…)、高桂(という名の幼馴染トリオ)、銀高銀、坂銀坂。
くらいかな?
真撰組ぜんぜん手つけてないじゃん。て感じだな…
たしかミツバ編がかぶったような気がするんだこのへん…そこで土方にしろ沖田にしろ追記に追記を繰り返したような。
それで語ったような気になってるのかな。うん、手をつけよう。
ぎんたまは捨てキャラがいないから考え出すとカオス。というか、誰も彼もが主役なんだもの。
空知は人間を描くから。それこそほんとに、「捨てキャラ」なんていないんだよね。
…いつの間にかラブレターか。よし、明日は紅桜で雑記がつぶれるけれども(断定)明後日とか、くらいから、はじめるか。
明日にそなえてねます。こないだの神がかった演出の似蔵銀さん邂逅シーン見ながら(寝てねぇ)
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しぶやで女性用温泉が爆発したみたいですね。いやマジで。
どうりでヘリうるさいと思った。帰り四時過ぎ、駅から空見上げたら視界に六機は飛んでた。たぶん親の仇みたいな目で睨んでた。ちょっと桂や高杉さんが天人の船を見上げる気持ちがわかったような気がした。
忌々しい、てなだけじゃないんだけどね。なんていうんだろ、禍々しい?
不吉さの象徴みたいな気がするんだ、あの音が。
だからって睨んだって何ともならないことなのだけれど。
帰る直前のその授業で、先輩が講義に遅れてきてた。なんでかと思ったら、通りかかったそのガス爆発事故を野次馬してたらしい。動画とってたから講義終わってから見せてもらった。
なんだかよくわからなかった。でもその先輩がワンセグでテレビをつけて、「ああすごい事故だったんだね」っていったから、余計にあーあと思った。あーあ、こんな近くで。
帰りみちみち、あのヘリはどこの局、あのヘリはどこの、と当てっこをしてました。正答はない。
余談ですが、先輩は今日、「りつかちゃんてさ、あれだよね。オリエンタル?」といいました。なんで?
異国情緒?東洋風?
「えーと、変、じゃない、雰囲気あるというか、独特というか…」
あっはいそうですね。すんません、それよく云われます。
微妙に目を逸らしつつ云うあたりがまた。
今週、じゃんp買った。
センターカラーに負けたんだ…ああ。
捨てらんなくなるからもう買うのやめようって、北海道から引っ越すとき心に決めたのに。
…まだ二ヶ月しかたってないよ!どんだけ薄っぺらい決意だよ!
あとね、うえのじゃんpの「p」はタイプミスじゃないから。もう「p」でいんじゃない?とちょっと思っただけなので。そうだこれからじゃんpのことは「p」でいいよ。「p」と呼ぼう。
なんか放送禁止用語を素で云ってるみたいだな…やめよ。
というわけで以下今週おじゃんぷ。
どうりでヘリうるさいと思った。帰り四時過ぎ、駅から空見上げたら視界に六機は飛んでた。たぶん親の仇みたいな目で睨んでた。ちょっと桂や高杉さんが天人の船を見上げる気持ちがわかったような気がした。
忌々しい、てなだけじゃないんだけどね。なんていうんだろ、禍々しい?
不吉さの象徴みたいな気がするんだ、あの音が。
だからって睨んだって何ともならないことなのだけれど。
帰る直前のその授業で、先輩が講義に遅れてきてた。なんでかと思ったら、通りかかったそのガス爆発事故を野次馬してたらしい。動画とってたから講義終わってから見せてもらった。
なんだかよくわからなかった。でもその先輩がワンセグでテレビをつけて、「ああすごい事故だったんだね」っていったから、余計にあーあと思った。あーあ、こんな近くで。
帰りみちみち、あのヘリはどこの局、あのヘリはどこの、と当てっこをしてました。正答はない。
余談ですが、先輩は今日、「りつかちゃんてさ、あれだよね。オリエンタル?」といいました。なんで?
異国情緒?東洋風?
「えーと、変、じゃない、雰囲気あるというか、独特というか…」
あっはいそうですね。すんません、それよく云われます。
微妙に目を逸らしつつ云うあたりがまた。
今週、じゃんp買った。
センターカラーに負けたんだ…ああ。
捨てらんなくなるからもう買うのやめようって、北海道から引っ越すとき心に決めたのに。
…まだ二ヶ月しかたってないよ!どんだけ薄っぺらい決意だよ!
あとね、うえのじゃんpの「p」はタイプミスじゃないから。もう「p」でいんじゃない?とちょっと思っただけなので。そうだこれからじゃんpのことは「p」でいいよ。「p」と呼ぼう。
なんか放送禁止用語を素で云ってるみたいだな…やめよ。
というわけで以下今週おじゃんぷ。
なんか…一万のお礼も一周年のリクも終わってないってのに、
もう二万ヒットいきそうで怖いんですけれども。
いやっ、ありがたいんですよ!?モチのロンでありがたいんですけれども(それ古いよ)!
こんな、テキストだけの二次創作にこんなに来てくれてる人がいるんだと思うとそれだけで心苦しいというかうれしいっていうか感無量っていうか。
でもどれだけ返せるんだろうかなんて思ってもみたり…
ちなみに一万のお礼は雑記での「カプ語り」です。「銀魂語り」のカテゴリに入ってる。
あれをお礼にしようと考えるあたり、わたしはアレだな。そうとう面の皮が厚いな。
(実際皮膚は強い)(漆にかぶれなかったという驚愕の過去がある)(いらないよそんな特殊能力)
固定カプもない、えろもない、お笑いもないと、三拍子揃ってだめなところに足を運んでくれるひとに対して何ができるんだろうかと…(というかお前、そんな視点でサイト選んでたのか)(だって!)(問題発言)
とりあえずお礼考えます。まだちょっと早いのだけれど、来月中にはいきそうだったから。フライングでとりあえずありがとう!
そしておじゃんぷ読むの忘れてた…ああ。
エンドレスで紅桜を鑑賞する日々。
いい加減わたしは 窓 全 開 でわめく癖をなんとかしなければならない。そろそろ通報される。(むしろ連行されて施設で更生すればいい)(でも木曜までには帰ってくる)(更生は 一 生 無 理 だ)
なんか暇だったのでやってみた→受け攻め度チェック
りつかさんは受寄りのリバ です!
● 受寄りのリバの貴方は
★性格★
楽天家のロマンチストです。
見かけが温和でおっとりした感じなのでのんびり屋に見られがちですが実はかなりの合理主義者。
何事も手際よくテキパキこなす、しっかり者です。
正義感も強いので間違ったことや理不尽なことは黙って見過ごせません。
何事にも真剣に取り組む情熱や熱意も兼ね備えてマス。
直感力にも優れてるので、芸術分野などで才能を遺憾なく発揮します。
★夜の性格★
攻も受もできる器用な人です。
ただ、面倒くさがりな部分があるので普段は受け側に回ってます。相手が望めば攻めるコトもしますが自分が楽な体位ばかりを選びます。
基本的にはそれほど性的欲求がないタイプです。
ときにはヤる気をだしてみましょう。
★相性★
無邪気攻・攻寄リバ
(リバ=リバーシブル。攻・受どちらもできるという意味。)
● りつかさんの運命の人は、現在牧場で、ぼーっとしています。
………牧場?
ああ、うん牧場はともかく。やっぱりそうだと思った。どうせリバですよ。
たしかにたのしくなりたいタイプですよ。
占いなんて当たってると思えば当たってるものだものね…うん(何か激しく否定したいものが当てはまったらしい)
攻めになるべく、ちょっとヤる気だしてみようか…うん。
がんばって鬼畜攻めになる、ぞ!(その決意もどうだか…)
ていうか、ええっと
牧場……?
(どうしてもひっかかる)
もう二万ヒットいきそうで怖いんですけれども。
いやっ、ありがたいんですよ!?モチのロンでありがたいんですけれども(それ古いよ)!
こんな、テキストだけの二次創作にこんなに来てくれてる人がいるんだと思うとそれだけで心苦しいというかうれしいっていうか感無量っていうか。
でもどれだけ返せるんだろうかなんて思ってもみたり…
ちなみに一万のお礼は雑記での「カプ語り」です。「銀魂語り」のカテゴリに入ってる。
あれをお礼にしようと考えるあたり、わたしはアレだな。そうとう面の皮が厚いな。
(実際皮膚は強い)(漆にかぶれなかったという驚愕の過去がある)(いらないよそんな特殊能力)
固定カプもない、えろもない、お笑いもないと、三拍子揃ってだめなところに足を運んでくれるひとに対して何ができるんだろうかと…(というかお前、そんな視点でサイト選んでたのか)(だって!)(問題発言)
とりあえずお礼考えます。まだちょっと早いのだけれど、来月中にはいきそうだったから。フライングでとりあえずありがとう!
そしておじゃんぷ読むの忘れてた…ああ。
エンドレスで紅桜を鑑賞する日々。
いい加減わたしは 窓 全 開 でわめく癖をなんとかしなければならない。そろそろ通報される。(むしろ連行されて施設で更生すればいい)(でも木曜までには帰ってくる)(更生は 一 生 無 理 だ)
なんか暇だったのでやってみた→受け攻め度チェック
りつかさんは受寄りのリバ です!
● 受寄りのリバの貴方は
★性格★
楽天家のロマンチストです。
見かけが温和でおっとりした感じなのでのんびり屋に見られがちですが実はかなりの合理主義者。
何事も手際よくテキパキこなす、しっかり者です。
正義感も強いので間違ったことや理不尽なことは黙って見過ごせません。
何事にも真剣に取り組む情熱や熱意も兼ね備えてマス。
直感力にも優れてるので、芸術分野などで才能を遺憾なく発揮します。
★夜の性格★
攻も受もできる器用な人です。
ただ、面倒くさがりな部分があるので普段は受け側に回ってます。相手が望めば攻めるコトもしますが自分が楽な体位ばかりを選びます。
基本的にはそれほど性的欲求がないタイプです。
ときにはヤる気をだしてみましょう。
★相性★
無邪気攻・攻寄リバ
(リバ=リバーシブル。攻・受どちらもできるという意味。)
● りつかさんの運命の人は、現在牧場で、ぼーっとしています。
………牧場?
ああ、うん牧場はともかく。やっぱりそうだと思った。どうせリバですよ。
たしかにたのしくなりたいタイプですよ。
占いなんて当たってると思えば当たってるものだものね…うん(何か激しく否定したいものが当てはまったらしい)
攻めになるべく、ちょっとヤる気だしてみようか…うん。
がんばって鬼畜攻めになる、ぞ!(その決意もどうだか…)
ていうか、ええっと
牧場……?
(どうしてもひっかかる)
大江戸フレンドパークお疲れさまでした。
はじめて行ったぎんたまオンリーは楽しかったよ。ていうか100%自分の趣味に走った内わけだ(@購入本)
攘夷派とか銀さんとか銀さんとか、あっあと銀さんとか。
…お前他にいうことないの、という。
久々に土銀を読んだ。土九に手を出しかけて泥沼にはまりかけたのは秘密だ(秘密になってない)
真撰組と万事屋は普段がっついてるからね。たまに攘夷派目の前に差し出されるとつい食いついてしまう。
というわけであにぎん紅桜感想!(なにが「というわけ」?)
はじめて行ったぎんたまオンリーは楽しかったよ。ていうか100%自分の趣味に走った内わけだ(@購入本)
攘夷派とか銀さんとか銀さんとか、あっあと銀さんとか。
…お前他にいうことないの、という。
久々に土銀を読んだ。土九に手を出しかけて泥沼にはまりかけたのは秘密だ(秘密になってない)
真撰組と万事屋は普段がっついてるからね。たまに攘夷派目の前に差し出されるとつい食いついてしまう。
というわけであにぎん紅桜感想!(なにが「というわけ」?)
ふとかなしいことだなぁと思ったのが。
誰にでも理想の終わり方、理想のぎんたまってのがあって、
前に土方好きで土沖許容で近藤さんあいしてるのやつと語ったときに、
やつが、「あまい理想だと思いつつも、近藤さんが結婚してもしなくても、いやしてくれてもいいんだけど、もしできるならしないで、それでも土方は俺はいいよとかいいながら一生近藤さん大事で結婚もしないで組の外にでないで沖田も生きてて、あのまんま死ぬまで真撰組はわいわいやっててほしい」と云っていて。
たとえば高杉すきで銀高すきのともだちなら、
「ないってわかってるけれども銀さんに高杉を救ってもらってみんなちゃんと笑って生きてってほしい。攘夷はみんなで一生馬鹿喧嘩して腐れ縁で生きてってほしい」
と云っていて。
そのときに、わたしの理想ってなんだろうって考えた。考えるまでもなくわかった。わかったけれどなんだかとても哀しくなった。
わたしの理想は、
銀さんはいずれ去るひとだと思ってる。原作でそういうふうな終わり方にはしないのをわかっていて、それでも神楽ちゃんや新八を見送って、最後にはひとり去るのだと思う。そのときにその背中を見送るのはお登勢さんだと思ってる。原作という物語の外側でのはなし。
で、何年も経って消息も不明で、どうしてるのかなんて知る術もなくなって、
それでもたとえば沖田がふっと空を見上げて、神楽ちゃんがどこか宇宙の片隅で何てことないときに、
ああ、そんなこともあったなぁ、そういえばどうしてるのかなぁ、なんて、
一瞬思いを馳せては、土方にこら余所見するなとか、パピーに神楽ちゃん行くぜとかって声かけられて、
なんでもないですよ、はーい今行くってこたえて、
その一瞬後には忘れるようなものでも、
ずっとずっと、後になっても、ふとした瞬間にふっと思い出すような、
生きてるか死んでるかわからない。どうしているかもわからない。
けれども、わからないからこそ、思い出すものが感傷に彩られても鮮明だったりして。
すごく愛しく思っているのでなくてもいい。何となく影がよぎって、あれなんだったっけと訝しく思うのでもいい。
何ら特別な感情を抱いてなくても、それでも、時々思い出すことがあるといい。
沖田だったり神楽ちゃんだったり、桂だったり土方だったり、お妙さんだったり長谷川さんだったり。
誰でも。誰もが。一年に一回でも数年に一回でも、一生に一回でもあったとしても。
そんなふうにどっかでちょっとずつ思い出して、そうしてそれぞれ二度と会うことがなくとも、生きてくといい。
…というのが理想だよ、と云ったら、土方すきは「お前それ原作そのまんまだよ」と云った。えっそう?
「それは何ら空知の描くぎんたまと離れてないよ。なんもずれてない。きっとそうなる。理想形っていうよりいずれ訪れる未来の話だよ」、と。
あまりにただしくて泣きたくなりました。だってつまり、わたしは現状以上を望んでいないということ。望んでいる世界と望まずともある世界とがかぎりなく一致するということ。
自分自身に、わがままになりなよと云いました。が、それが理想なのだもの仕方ない、という答えが返ってきました。そうか。
スタンスの部分だけ銀さんに感情移入するところがあります。というより共感か。
なので、恐らくわたしが銀さんの死後のはなしを描くということ、彼の不在を思い描くということはどういうことなのかが自ずとわかってしまいました。
わたしが銀さん不在の世界を描くことで見たかったものは、
わたし不在の景色です。
そうか、去るんだなぁと思いました。いつかぜんぶ置き去りに去るんだ。
できるなら最後にきちんとさようならの挨拶ができるといい。
いいや、さよならなんて云わないことにしよう。そのくらいの後悔が残ってたほうがいい。お似合いだきっと。
土方すきに「そのままだよ」と云われたとき、お前の望みはかなうよと云われた気がした。でもこれはけして幸福な理想ではないのに。
そこだけひとつ哀しいと思ったのだけれど、それでも「仕方ないよ」とわたしのどっかは答えたので、
そうだねこれは現実を離れたひとつの理想だものねとわたしも答えた。
寝しなに頭をよぎったひとつの理想のかたちについてのこと。
誰にでも理想の終わり方、理想のぎんたまってのがあって、
前に土方好きで土沖許容で近藤さんあいしてるのやつと語ったときに、
やつが、「あまい理想だと思いつつも、近藤さんが結婚してもしなくても、いやしてくれてもいいんだけど、もしできるならしないで、それでも土方は俺はいいよとかいいながら一生近藤さん大事で結婚もしないで組の外にでないで沖田も生きてて、あのまんま死ぬまで真撰組はわいわいやっててほしい」と云っていて。
たとえば高杉すきで銀高すきのともだちなら、
「ないってわかってるけれども銀さんに高杉を救ってもらってみんなちゃんと笑って生きてってほしい。攘夷はみんなで一生馬鹿喧嘩して腐れ縁で生きてってほしい」
と云っていて。
そのときに、わたしの理想ってなんだろうって考えた。考えるまでもなくわかった。わかったけれどなんだかとても哀しくなった。
わたしの理想は、
銀さんはいずれ去るひとだと思ってる。原作でそういうふうな終わり方にはしないのをわかっていて、それでも神楽ちゃんや新八を見送って、最後にはひとり去るのだと思う。そのときにその背中を見送るのはお登勢さんだと思ってる。原作という物語の外側でのはなし。
で、何年も経って消息も不明で、どうしてるのかなんて知る術もなくなって、
それでもたとえば沖田がふっと空を見上げて、神楽ちゃんがどこか宇宙の片隅で何てことないときに、
ああ、そんなこともあったなぁ、そういえばどうしてるのかなぁ、なんて、
一瞬思いを馳せては、土方にこら余所見するなとか、パピーに神楽ちゃん行くぜとかって声かけられて、
なんでもないですよ、はーい今行くってこたえて、
その一瞬後には忘れるようなものでも、
ずっとずっと、後になっても、ふとした瞬間にふっと思い出すような、
生きてるか死んでるかわからない。どうしているかもわからない。
けれども、わからないからこそ、思い出すものが感傷に彩られても鮮明だったりして。
すごく愛しく思っているのでなくてもいい。何となく影がよぎって、あれなんだったっけと訝しく思うのでもいい。
何ら特別な感情を抱いてなくても、それでも、時々思い出すことがあるといい。
沖田だったり神楽ちゃんだったり、桂だったり土方だったり、お妙さんだったり長谷川さんだったり。
誰でも。誰もが。一年に一回でも数年に一回でも、一生に一回でもあったとしても。
そんなふうにどっかでちょっとずつ思い出して、そうしてそれぞれ二度と会うことがなくとも、生きてくといい。
…というのが理想だよ、と云ったら、土方すきは「お前それ原作そのまんまだよ」と云った。えっそう?
「それは何ら空知の描くぎんたまと離れてないよ。なんもずれてない。きっとそうなる。理想形っていうよりいずれ訪れる未来の話だよ」、と。
あまりにただしくて泣きたくなりました。だってつまり、わたしは現状以上を望んでいないということ。望んでいる世界と望まずともある世界とがかぎりなく一致するということ。
自分自身に、わがままになりなよと云いました。が、それが理想なのだもの仕方ない、という答えが返ってきました。そうか。
スタンスの部分だけ銀さんに感情移入するところがあります。というより共感か。
なので、恐らくわたしが銀さんの死後のはなしを描くということ、彼の不在を思い描くということはどういうことなのかが自ずとわかってしまいました。
わたしが銀さん不在の世界を描くことで見たかったものは、
わたし不在の景色です。
そうか、去るんだなぁと思いました。いつかぜんぶ置き去りに去るんだ。
できるなら最後にきちんとさようならの挨拶ができるといい。
いいや、さよならなんて云わないことにしよう。そのくらいの後悔が残ってたほうがいい。お似合いだきっと。
土方すきに「そのままだよ」と云われたとき、お前の望みはかなうよと云われた気がした。でもこれはけして幸福な理想ではないのに。
そこだけひとつ哀しいと思ったのだけれど、それでも「仕方ないよ」とわたしのどっかは答えたので、
そうだねこれは現実を離れたひとつの理想だものねとわたしも答えた。
寝しなに頭をよぎったひとつの理想のかたちについてのこと。