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愛は瞳から生まれ、胸に落つる。
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まだ今週のおじゃんぷを読めてないんだけれども。

闘牌伝説アカギを見てます。コミックスは…そのうちね…!

零はマガジンでちらちら読んでました。休載前あたりから読めてない。
カイジは藤原くん主演で吹いた思い出。原作はまだ!アニメもまだ!
涯・黒沢・銀金はどこに売ってるのですか。密林か。密林しかないのか。

以下、福本作品やばいって話です。






ちょっと前にもついったで発言してましたが、いやほんと。
とりあえずアカギやばい。

数年前に、天は5巻くらいまで借りて読んだんですが、それっきりになってたので…
しかしもうネタバレを食らってます。しかしHEROもワシズも未読です。
ほぼなんも読んでないじゃまいか。といわれても持ってるひとが身近にいないのでちまちま自分でなんとかするしかないのです。とりあえずアニメ化してるカイジ・アカギは見ておかんば…と思って、アカギから見てます。

とりあえずアカギやばい(二回目)

ジョジョといい、お前は最近あっちこっちふらふらしすぎだろう。といわれてもしょうがないんですが、古典とか有名作品で惹かれてたのに読んでない・観てないものに手をつけたくってもう…辛抱たまらんでした。
ジョジョと福本作品は、けして王道じゃないと思ってます。王道っていうのはもっと典型的な話のことをいうと思う。ジャンプ三原則の勝利・友情…あとなんだっけ?が似合うやつ。(努力でしたっけ…)
あと攻殻を借りたんですが、保護かかっててうちのぱそ子じゃ観れなかったので、これもちまちま自分で何とかしてます。うん…「みんなもとこの嫁」なんだね…

もえ吐きだしなので今日はアカギ話です。未読だけどねたばれは充分食らってるので天・アカギネタバレ注意。

中途半端に手をつけてる天を読みたい。読んでなきたい。
ひとしきり涙に暮れてからアカギに再突入します。だってこれはもう…
13歳の悪鬼と19歳の天才にしてピカロと、天のときの不良中年のイメージがうまいこと重ならないんですが、そこがいいと思ってる。福本先生は「鷲巣編の後も連載は続く」っていってるから、20代と30代のアカギでその変遷を見たい。

年が若いほど悪魔っぷりがすごい。鬼子理解。
ピカロの意味は適当にななめ読みしても解釈がいろいろありました。
社会の底辺のあぶれもの、悪魔、徒花、…
トリックスター(英語)=ピカロ(スペイン語)なんてのも見つけました。トリックスターだとまた随分意味が変わる。
トリックスターには基本的に善悪はないので。

しかし善良な天才なんているんだろうか。いるのかもしれないな。でも突き抜けた部分のことを才というなら、それは善でも悪でもないんだろうな。感性に根差すんだと思ってる。善悪の問題は感性の問題であるともいえるしそうでもないともいえる。
アカギは明らかに悪魔だけど善悪の問題じゃない気がしてるっていいたかった。むしろあの男は“きれい”。歪んでるのに高潔ていう…作中で南郷さんや他のひとが何度も言及してはいるけれども。
中年アカギの我侭っぷりはそれまでの人生で学習・獲得してきた「人間らしさ」の表現みたいな気がしました。

ぎんたまでもし例えられるとしたら、
零は沖田(天才。ジャニーズばりにお目目きらきら)。
天は坂本。内縁の嫁さんが二人もいるとかどんだけー
13アカギは幼少銀さん、19アカギは白夜叉、44~53アカギは銀さん。白髪だしね!
性格も性分も性質もぜんぜん違うんだけど、そんなふうにもいえると思う。

まだ見れてないけど、見たらカイジがすごくすきになる気がしてます。ダメニート、クズニート、社会の底辺、…ギャンブルのここぞという時にだけ強い…ギャンブル狂い… 
そんなん…映画がフジワラさんでなくても見たいに決まってる。
とりあえず、アニメアカギですごかった萩原さんがアニメカイジもやってるらしいので、たいそう期待して見ます。

萩原さんがすごい。
静かで淡々としてて怖い。アカギの凄みって、けっして力まないことでもあるんですが、ずっと妙に力をいれたりしない演技がたまらないです。たまらなくアカギ。
埠頭に呼び出されて鉄パイプや角材で殴られてたときの、「失せろ」「イライラするんだよおまえら」「殺すぞ」の囁きかたがもう。
対鷲巣前に相手のことを考える場面での、「何もないのさ、もう」「死ね、異端者」「それが唯一の救いだ」「俺と同じ、けして理解されぬものよ」「はぐれ者よ」「同類よ」のいい方がまた…
実写系声優さんの台詞まわしのさりげなさと重さったらない。

どこかでアカギの勝負は「静かで華やか」って表現があった気がするけど、だいたいあってる。そんな感じ。
華があるかないかってすごい違いだと思う。華は毒ともいい換えられます。すごく魅せられる。

ちなみにわたしに麻雀がわかるのかというと、わかりません。牌に触れたこともない。
でもそれをいうならおおふり読むまで野球のルールを知らなかったし、ジャイキリ読むまでサッカーのポジションも知らなかったし、他のすべてにおいて同じことがいえるので、まずドンジャラから始めればいいかと思ってます。ドンジャラも持ってないけど。というか今ドンジャラを持ってるやつのほうがいないだろう…!笑

勝負弱いです。運や度胸の問題ではなく。
たぶん勝つ気がないんだと思います。
勝ち負けじゃ足りないと思ってしまう。

さっきアカギを銀さんにたとえたけど、どっちかっていうとネウロとかのほうが近いと思いました。もうあれは魔人。悪魔のくせにたまにきょとんとした顔見せるあれは…確信犯なのか何なのか…
銀さんでなくて高杉にたとえてもいいのかもしれないけど、でもやっぱりネウロのほうが近い。外面が普通にいいあたりとか。ネウロの猫かぶりっぷりは最高。

アカギの内面は不具者といっていいくらいなのかもしれなくて、片方めくらの高杉と、それぞれ精神的・肉体的の差はあれどその点で重なるのかもしれないけれど、前者はあらかじめ失われてたっぽくて、後者は誰かやなにかによって損なった印象が強いので、違うなぁと思いました。
アカギは実は生まれつきの欠落と損失を生きてゆきながら埋めていくタイプだと思う。天のときのアカギを見てるからそう思うのかもしれませんが。
高杉は「あったものを失くした」と少なくとも今のところはいわれてるので、アカギとはスタート地点が違うかなと。
そういう意味でスタート地点が一緒なのはむしろ銀さんなんだろうな…

高杉、ネウロと出してくるのはアカギのキーワードが「狂気」だからです。
実際アニメのアカギを見てるだけでも、実に狂気成分がいっぱいで笑顔になる…
南郷さんを誑かすあたりの「もう一晩だけ、捨てちゃいなよ…(正気を)」の悪魔っぷりは見事。

神域の男、悪鬼、ピカロ、狂人と、呼び表すのに事欠かないったらないです。あとは鬼子、悪魔、死にたがり、深海魚…
早いとこ原作を集めてアニメになかった部分をいろいろ補完したい。
そのうちカイジを見れたらまたそういう話をしにきたいです。
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